Nanapapaの耳活&タイ移住日記

忙しいビジネスパーソンでもサクッと読める学びを毎日ご紹介します!

【読書】『「売る」コピー39の型』(有田憲史著、翔泳社)

こんにちは、Nanapapaです。
今日は、最近、audiobookで聴いた本を紹介します。
『「売る」コピー39の型』(有田憲史著、翔泳社)です。

 

私の仕事は営業でもマーケティングでもありませんが、例えば、仕事で上司や役員などへの報告書・プレゼン資料をパワーポイントで作成する際、相手の興味をひくタイトルや言い回しを使えた方が、プレゼンが上手くいく可能性が高いと思います。

 

また、Twitterフェイスブック等のSNSやブログで文章を発信する時にも、魅力的なコピーを知っていれば、もっと多くの人にSNSやブログを読んで頂けるのではないかと思います。

 

そんな理由から本書を聴いてみました。

 

目次


 

本書の内容・著者紹介

本書の内容・著者紹介は、以下の通りです。
 

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

広告先進国・アメリカの専門家が開発してきたコピーの公式をベースに、日本のコピーで活用しやすいよう、39の型に分類、改良して解説。商品を本当に「売る」力のあるコピーづくりのコツがわかる。

  

【著者情報】(「BOOK」データベースより)

有田憲史(アリタケンジ)
コピーライター(キャリア21年)。主な仕事は広告や販促ツール、WEBサイト、IRツール、ダイレクトマーケティングの企画やコピー。時々マーケティングプランナーも。その他さまざまな仕事もこなしており、ネット通信講座のコピーライティングの講師、マーケティングコンサルタントゴーストライターの経験も。これまで担当した業界は電機メーカー、IT、不動産、自動車メーカー、健康食品、流通、食品など。連載ブログ「コピーライターが思わず!となったコピー」は現在毎月5万以上のアクセス。累計100万アクセスを突破。1963年、福岡県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

本書から学んだこと

 本書から学んだことは、以下の通りです。

 

本書の構成 

本書の構成は、以下の3部構成になっています。

① 【型の説明】売れるコピーの39の型に関する説明

② 【例  示】①の型を使った豊富な例示の紹介

③ 【問題演習】①②をベースに、実際に課題を出してその回答に対する評価

①を聴いているときに、「具体的が少なくてイマイチかな?」と思ったのですが、大間違いでした。②で「これでもか!」というくらい沢山の例示が紹介されています。

 

しかも③では、実際の課題が与えられ、それに対する複数の回答について、著者が評価・コメントをしています。

 

読者の方も、③で実際に自分のコピー案を書きながら参加することにより、インプットだけでなく、アウトプットもできる点が、他の著書とは違うこの本の素晴らしいです。

 

本書からの学び

総論

・とにかく「見込み客」を意識してコピーを考える。
・広告は読まれない、読んでも相手にされないことを前提とする。

 -1から始めるつもりでコピーを考える。

・よいコピーを書くためには、商品を知り尽くすことが大前提。

 全ての特徴やメリット・デメリットを把握する。数字などの具体性を折り込む。

 

各論

・不満、不安、不快など「不」に焦点を当てる。

 見込み客が感じている「不」を解決してあげる様なコピーを考える。
・時間に焦点を当てる。

 例:1日たった3分で~~。
・見込み客の「財布の紐が緩む時」がチャンス。
・見込み客が「自分は損している」と気付かせる。
・「新」、「新しい」といったワードを使う。

 見込み客に「新しい情報」を伝える。
・絶妙な「例え」「比喩」を使う。
パラドックスを利用する。
・見込み客の「欲望」に訴えかける。「妄想させる」。
・比較する。
・見込み客が「買わない時のデメリット」を強調する
・見込み客に「精神的満足」を与える。
・「他人が使わないフレーズ」を使って差別化する。
・見込み客への「手紙」だと思って書く。 

 

最後に

今回、私は、audiobookで本書を聴きましたが、ぜひ書籍も購入したいと思いました。

 

普段、オーディオブックは2倍速で聴いているのですが、本書はテンポがよく事例が豊富すぎて、具体例の紹介など、本ブログで紹介しきれていない内容が多いです。

 

それだけ充実した内容の本書は、まさに「セールスライティングに関する辞書」です。

これさえ持っていれば基本はすべて網羅されている、大変コストパフォーマンスの高い1冊だと感じました。

 

本日、紹介した内容の中から、皆さんにとって参考になった点が1つでもありましたら幸いです。

また、興味を持たれた方は、ぜひ実際に本書を聴いて(読んで)みてください。

 

Audiobook.jpの無料体験はこちら:オーディオブック配信サービス – audiobook.jp

ご精読ありがとうございました。