Nanapapaの耳活&タイ移住日記

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【書評】『「原因」と「結果」の法則』(ジェームズ・アレン著)

こんにちは、Nanapapaです。
今日は、最近、audiobookで聴いた本を紹介します。
「原因」と「結果」の法則』(ジェームズ・アレン著) です。

 

自己啓発書の中では大変有名なバイブル的存在の本でしたので、一度は読んでみたいと思っていたところ、運よくaudiobookで期間限定で無料公開していたので(聴き放題コース対象)聴いてみました。


目次


本書の内容・著者紹介

本書の内容・著者紹介は、以下の通りです。

 

本書の内容(「BOOK」データベースより)

「あなたの人生を作っているのはあなた自身である」。初版の刊行から1世紀以上、未だに世界中で売れ続けている自己啓発書の原点が、スピリチュアル翻訳の第一人者、山川紘矢・亜希子夫妻の新訳で登場。人は自分が思考するものになる。清らかな思考をもてば、当然の結果として喜びがやってくる。私たちの人生が従っている絶対的な法則、それが原因と結果の法則ーカーネギーら、多くの自己啓発書作家に影響を与えた名著!


著者略歴(「BOOK」データベースより)

 アレン,ジェームズ(Allen,James)
1864年11月28日英国に生まれた(1912年1月没)。人生哲学、成功哲学に関する作家で、その後の自己啓発運動の先駆者と言われている。彼の最も有名な作品は『As a Man Thinketh』であり、1903年の初版以来、1世紀以上にわたり、世界中で読み継がれている。同書はその後に現れた多くの自己啓発関係の作家達に大きな影響を与えた

 

本書からの学び

本書の学びは、以下の通りです。

 

「結果」=今ある自分の状態は、すべて「原因」=自分の人格が影響しているので、とにかく『人格を磨くこと』の重要性を繰り返し主張しています。

そして、「人格」は「思い」から作られること、「思い」と「目標」や「成功」の関連性について書かれていた点が参考になりました。


具体的な事例というよりも、抽象的な原理原則についてシンプルに書かれた本で、さらっと聴き終える事ができました。

まるで、協会で牧師の説教を受けているようなイメージでした。

 

キリスト教的色彩が強い本なので、宗教的思想を日常生活にそれほど反映させていない一般的な日本人の方には、すっとは入ってこない(腹落ちしない)かも知れません。

 

個人的には、「とにかくあの名作を一度は聴いてみたい」という多少ミーハー的な気持ちで聴いてみたので、聴けたこと自体に意味がありました。

 

著者であるジェームズ・アレンの影響を受けたであろう作家、例えば「人を動かす」や「道は開ける」のD・カーネギー、「7つの習慣」のスティーヴン・R.コヴィーの名著は、本書「原因と結果の法則」を発展させ、具体例も豊富で分かり易く書かれていますので、いずれも読んだことがない方は、「人を動かす」か「7つの習慣」から聞き始めてみる(読み始めてみる)ことをおススメ致します。(audiobookで音声化されています。たまに30~50%オフのセールをやっているので、そのタイミングで購入されるのが狙い目です)。

 

また、本書では、「人格を磨くこと」「心を高めること」の重要性について、繰り返し触れていますが、元京セラやJALの経営者であった稲盛和夫さんの本でも、心を高めることの重要性にについて書かれており、大変参考になります。

稲盛さんは沢山の著書を出されていますが、私のおススメは「京セラフィロソフィー」です。稲盛さんの考え方について、網羅的に触れられていますので、とりあえず1冊目として読むには最適と思います。

 
最後に

 本日、紹介した内容の中から、皆さんにとって参考になった点が1つでもありましたら幸いです。

また、興味を持たれた方は、実際に本書を聴いて(読んで)みてください。

新訳 原因と結果の法則 (角川文庫) [ ジェームズ・アレン ]

 

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ご精読ありがとうございました。