Nanapapaの耳活&タイ移住日記

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【書評】『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(池田千恵著、マガジンハウス)

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early rising

 

 

こんにちは、Nanapapaです。

今日は、『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(池田千恵著、マガジンハウス)を紹介します。

 

本書の内容

ワタミ外資系コンサル会社で学んだ、最適ワーク・ライフ・バランスの作り方について紹介している、早起きをメインテーマとした自己啓発書です。

1人の落ちこぼれOLが、朝四時起きを習慣化したとたん、仕事もプライベートも充実し新しい人生を突き進みはじめたといったサクセスストーリー形式で紹介されています。

 

本書を読む前の悩み

元々、夜型だった私は、独身の頃は自分の時間が幾らでもあり、かつ不規則な生活をしても誰にも迷惑をかけませんでした。

しかし、結婚して以降は、平日の終業後や休日は家族と過ごすための時間となり、自分の時間を作れるのは朝だけでした。

タイで働いて10年になりますが、英会話がなかなか上達しないため、朝早起きして英会話の練習をしたいと思い、早起きを試みたものの二度寝の誘惑に負ける日が多く、思う様に起きられませんでした。

そんな時にであったのが本書です。藁にもすがるつもりで本書を読みましたが(はじめはaudiobookで聴きました)、結論としては読んで(聴いて)大正解でした。

 

本書から学んだこと

本書から学んだことは、以下の通りです。

 

割り切りと仕組み化

早起きのポイントは、①割り切りと②仕組み化することです。

①に関して、私が個人的にぐっと来たのは、「とにかく何も考えずに『がばっと起きる』」、早起きを「ゲームの様に楽しむ」です。

また②に関しては、とても大事なことで、意識や気合だけでは早起きは辛いので長続きしません。そこで、本書で紹介されている様々なアイデアの中から自分にあったアイデアを取り入れて、早起きを<仕組み化>→(最終的には)<習慣化>することが重要となります。習慣化するためには最低でも3週間は続ける必要があると思います。

 

 

作者の不思議な魅力に親近感を覚える

大変失礼な言い方ですが、内容はごくごく平凡な内容ですが、素朴な内容の中にも何とも惹きつけられる魅力があります。

著者は、元々ごく普通のOLでしたが、早起きをすることにより、仕事やプライベートを充実・成功させていきました。そんなことから、本書を読むと「普通の私でも早起きすることにより〇〇できる(目標・夢が叶えられる)」「普通の私でもベストセラー作家になれる」のではと思わせてくれる1冊です。

 

大風呂敷作成

他にも表現が面白く実践してみたいと思ったのは、大風呂敷作成です。

「Fake it till make it(それが出来るまで、それが出来たふりをする)」という表現も、とても印象的でした。

これは決して嘘をつくわけではなく(ネガティブではなく)、とてもポジティブな作戦です。

何かを頼まれたとき、頼まれたときにはできなくても、とりあえず引き受けて、納期までにゴールを目指して頑張り、自分の限界を超えるといった、大変ポジティブな作戦です。

『できない約束はするべきではない』という意見もあると思いますが、自分の限界を超えて更なる自己成長をするためには、大変すばらしい作戦だと思いました。

但し、『やっぱり出来ませんでした』ではやらない方がマシなので、必ず結果を出すように必死に努力しなければなりません。

 

その他

その他、朝一は「投資の時間」「考える時間」という考え方にも、とても共感できました。

早朝に仕事の役立つ読書や勉強をして、学んだことを即仕事で実践して活かすことにより、毎日、自己成長の好循環が回っていきます。

 

今後実践したいこと(Todo)

朝目覚めたら、とくにかく何も考えずに「がばっと起きる」作戦は、これからも続けていきたいと思います。

目が覚めてもすぐ起きないでうだうだしていると、「まだ寝たりないなあ」「昨日の疲れが残ってるなあ」「二度寝したいなあ」などとついつい考えてしますので、その前に無心で「がばっと起き」たいと思います(笑)。

 

大風呂敷作成は、今後、ぜひ実践したいと思います。

いままでは誰かに仕事や用事を頼まれたときは、ついついリスクから考えてしまい断ることも多かったのですが、自己成長につながることや、直感的にやってみたいことは、大風呂敷を広げて引き受けてみたいと思います。

 

最後に

本書は早起きが本のタイトル、テーマとなっていますが、早起き以外にも、仕事やプライベートで自己成長するためのヒントが幅広く紹介されていて、網羅的内容が書かれた自己啓発本としても素晴らしい1冊だと思います。

 

ご精読ありがとうございました。

ではでは。

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