こんにちは、Nanapapaです。
本日は、「スマホ脳」(アンデシュ・ハンセン (著)、新潮新書)をご紹介します。
前から読みたかった本です。audiobookに無かったので、紙の本を買って日本の母親に送ってもらいました。母親も読みたいとの事で、もう1冊買ってプレゼントしました。
目次
- 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
- 内容(「BOOK」データベースより)
- 本書のポイント(デジタル時代のアドバイス)
- ■職場で
- ■人と会っているとき
- ■子供と若者へのアドバイス
- ■寝るとき
- ■運動と脳
- ■SNS
- 最後に
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ハンセン,アンデシュ
1974年生まれ。スウェーデン・ストックホルム出身。前作『一流の頭脳』が人口1,000万人のスウェーデンで60万部の大ベストセラーとなり、世界的人気を得た精神科医。名門カロリンスカ医科大学で医学を学び、ストックホルム商科大学でMBA(経営学修士)を取得
内容(「BOOK」データベースより)
平均で1日4時間、若者の2割は7時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか?睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存―最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。
本書のポイント(デジタル時代のアドバイス)
1.自分のスマホ利用時間を把握する
1日に何度スマホを手に取り、どのくらい時間をかけているかを把握するために、アプリと使ういいです。そうすれば、スマホに奪われている時間が一目瞭然です。自分を知る事が、変化への第一歩になります。
2.目覚まし時計腕時計を買う
スマホなしでもいい機能は、スマホを使わないようにしましょう。
3.毎日1~2時間、スマホをオフにする
毎日2時間、スマホの電源を切ることは周りの人にも伝えておきましょう。そうすれば、返事がないという怒りのメッセージが届いたり、人をイライラさせたりせずに済みます。
4.プッシュ通知もすべてオフにしましょう
5.スマホの表示をモノクロに
色のない画面の方がドーパミンの放出量が少ないそうです。それによって、どのくらいスクロールを続けたくなるかが大きく左右されます。
6.運転中はサイレントモードに
危険な瞬間に気が散るリスクが減ります。悪いタイミングでお知らせ通知や通話が来ると、一番必要はときに集中が妨げられる可能性があります。それに応答しなかったとしても、です。
■職場で
1.集中力が必要な作業をするときはスマホを手元に置かず、隣りの部屋に置いておきましょう。
2.チャットやメールをチェックする時間を決めよう
例えば、一時Kな毎に数分などです。
■人と会っているとき
1.友達と会っているときは、スマホをマナーモードにして少し遠ざけておき、一緒にいる相手に集中しましょう。
そうすれば一緒に楽しく過ごせるはずです。
2.あなたがスマホを取り出せば、周りにも伝染します。
取り出さない様にすれば、それが連鎖反応となって、みんながあなたを見習うはずです。
■子供と若者へのアドバイス
1.教室でスマホは禁止。でないと学習能力が低下します。
2.スクリーンタイムを制限し、代わりに別のことをしよう。
1日のスクリーンタイムは何分までならいいのか、分単位で推奨するのは難しいが、どうしても具体的な数字が欲しいなら、大人も子供も仕事や勉強以外でスマホ他のスクリーンに費やしていいのは最長でも2時間です。
それでも睡眠、食事、職場や学校への移動時間を除けば、起きている時間の5分の1を費やしていることになります。8歳未満の子供なら1時間が限度。
私(著者)が一番いいと思うのは、別のことをする時間を設けること。宿題をする、運動をする、友達に会うなど、それに集中する時間を決めましょう。
3.よい手本になろう
私たちは相手を真似ることで学びます。子供は大人がしているようにします。大人に「しなさい」と言われたようにではなく。
■寝るとき
1.スマホやタブレット端末、電子書籍リーダーの電源を切ろう
少なくともベッドに入る1時間前には
2.スマホを寝室に置かない
少しでも眠れないなら置かないほうがいいです。。朝起きるために目覚まし時計を買いましょう。どうしてもスマホを寝室に置くなら、着信音を消しマナーモードにしましょう。
3.寝る直前に仕事のメールを開かない
■運動と脳
1.どんな運動も脳に良い
中でも一番いいのは心拍数を上げる運動です。とはいえ、マラソン大会に出ろと言っているわけではありません。
脳から見れば、ただ散歩するだけでも驚くほどの効果があります。とにかく大事なのは運動をすることです。それで心拍数が上がればなおよいです。
最大限にストレスレベルを下げ、集中力を高めたければ週に3回45分、できれば息が切れて汗もかくまで運動するといいです。
■SNS
1.積極的に交流したいと思う人だけをフォローしよう
2.SNSは交流の道具と考えて
他の人の投稿にコメントすれば親近感が生まれ、関係も深まります。
スマホからはSNSをアンインストールして、パソコンだけで使いましょう。
最後に
上記の要約だけでは細かいディテールが分からず、「腹落ちしない」、「ピンとこない」方もいらっしゃると思いますので、ご興味を持たれましたら、ぜひ本書をあたってみてください。本日ご紹介した本はこちらです。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
Audiobook.jpの無料体験はこちら:オーディオブック配信サービス – audiobook.jp