こんにちは、オーディオブック研究家のNanapapaです。
今日は、石川 和男さんの、「仕事が速い人は、「これ」しかやらない ラクして速く成果を出す「7つの原則」」をご紹介します。よろしくお願いします。
本書を聞いたきっかけですが、オトバンク社のオーディオブックで2022年6月限定の無料おすすめ作品としてアップされていましたので、聞いてみました。
また、私は普段サラリーマンをやってますが、今よりももっと仕事を早くこなすことができれば、他のやりたい仕事ができたり、家族や余暇に時間を使えるのでとても助かります。
「ラクすること」がいい事かどうかはさておき、「早く成果を出す」と言う視点は非常に大事だと思います。
おしながき
1. 著者について
2. 本書の目次
3. メモメモ(読書メモ、感想など)
4. さいごに
1. 著者について
本書の著者ですが、石川和男さんと言う方です。
建設会社役員、税理士、大学講師、時間管理コンサルタント、セミナー講師と言う5つのわらじを履くスーパービジネスパーソンです。
「どうやったら5つの仕事を掛け持ちし、しかも残業なしでできるのだろう?」「よっぽど能力のたけている人ではないのか?」「自分とは別世界を生きている人ではないのか?」などの疑問が浮かびますが、著者の経歴や本書で著者が自分について触れている箇所を読むと、どうやらそんな事は無く、我々と同じ普通の方のようです
著者は、大学卒業後、建設会社に入社し経理部に配属されますが、この会社がいわゆるブラック企業なのか、著者は毎日深夜まで残業を繰り返す生活を送ります。いわゆる「社畜」と言うやつです。
しかし、このままではダメだと一念発起して、税理士資格を取得する勉強し、みごと税理士の資格を獲得します。
そこから著者の人生が大きく変わり、会社員だけでなく、コンサルやセミナー講師、著者といった分野へと大きく飛躍します。
書かれた本も、『仕事が「速いリーダー」と「遅いリーダー」の習慣』『「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」の習慣』(ともに明日香出版社)、『残業ゼロのノート術』(きずな出版)、『最新ビジネスマナーと今さら聞けない仕事の超基本』(朝日新聞出版社)など、多数あります。
2. 本書の目次
第1章 仕事が速い人の「7つの原則」
第2章 作業効率が劇的に上がる最速「タスク処理」メソッド
第3章 もう仕事を抱え込まない!「コミュニケーション」の秘訣
第4章 1秒でもムダにしない「チーム仕事」が速くなるコツ
第5章 「0→1」を最速で生み出すクリエイティブ思考術
第6章 自分の時間が増える「すぐやる人の習慣」
3. 耳読メモ
◾️もっとも大切な事は
・仕事の「力の入れ所を見極める能力」を磨くこと
◾️自分の仕事を最速でやる
・期限を決める
・後楽園→厄介な仕事から、楽は後に
・アイスピック仕事術→大きなタスクを細分化する
◾️任せる
・自分の時間は24時間だが、他人の時間も使えば24以上になる→他人の時間を買う
・費用対効果
・やらないことを決める
◾️個人タスク
・切り替えスイッチを持つ
・朝イチでは重要な仕事やらない
・「やることノート」を作る
→プライベート含め全て見える化→消す快感→繰り越し記載
※「やることノート」の例が参考例として添付についていなかったのが少し残念でした。
・ノートに優先順位つける
→順番、他人、明日など
ポモドーロテクニックを日本の会社風にアレンジ
・付箋は使わない
→なくす、やらないと罪悪感、記録が残らない→「やることノート」がいい
◾️スケジュール
・自分の予定を最優先
・自分の約束をスケジュールにいれる
◾️デスク
・デスクの上には、一つの仕事
・物を置かない★
◾️コミュニケーション
数字を使う。
例:「もうすぐ終ります」✖︎→「あと10分で終わります」○、「昼一」✖︎→12.00?13.00?
◾️仕事が遅い
・仕事が遅いタイプとは、完璧主義、優先順位、無理解、不慣れ、自信ない、整理整頓できない、
・ホーソン実験→環境ではなく感情の変化が要因
・経営陣の現場訪問回数増やす→労を労う、困り事解決★
◾️会議
・種類:情報伝達、アイデア出し、決める
・誰かが力を誇示する会議は✖︎
・最初に、会議の目的と終了時間を宣言し必ず守る
◾️叱る
・人格ではなく行動を指摘
・「なぜ?」ではなく、「どうしたら〜?」を使う
◾️チームの仕事を早くする
・探す時間
=150時間/年=18日/年=36分/日に相当する
→「この日」と決めて、みんなで整理整頓する
・特に、文房具、書類、パソコン内のファイル→これらを減らせ
◾️メール
・回数、時間をきめる
・緊急メールはスキマ時間にチェックする
・開いたメールは、すぐ削除か返信する
・午前中は重要メールのみ読む
・内容が複雑なら電話する
・受信通知をオフにする
・時間制限する(例:15分)★
◾️目標
・目標+目的(願望)や期限を数字などで明確にする
→メンバーで共有する
→自然とやる気が上がる
◾️アウトプット
・良質なアウトプットをしている人は、良質なインプットを社外でしている人
→本、セミナー、交流会などを活用する
◾️抜け漏れ防止
・6W3Hで考え抜け漏れを防ぐ
◾️仕事の質
・朝は「緊急でないが重要なこと」をやる
・朝は三つの邪魔(部下、上司、電話)が少ない
◾️失敗
・失敗しても引き摺らない
・「失敗してなんぼ」というマインド
◾️本
・仕事の早い人は、ほぼ全員が読書家
・ビジネス書を読む
・待ち合わせ場所は本屋★
・選書→まず、おび、目次、はじめにを読む
・速読は目的だ大事
・実生活に活かす→読みっぱなしにしない
・一冊15分→目次読み+メリハリ読書
・一冊の本を利用してPDCAを回す
・内容を実践して習慣化する
・参考本:「15分あれば喫茶店に入りなさい」齋藤孝
→3分有れば読書しなさい●
◾️仕事を早くする究極の習慣
・いい仲間を持つ→高いレベルが当たり前になる★
・ノミの話→諦めてはいけない→別のノミを入れると再び活性化する
◾️最後に
・自分のレベルをあげたいなら、レベルの高い人と付き合う
・子供の様に日々を楽しむ
◾️感想
・必要なことが一冊に網羅されている○
・具体例がもっと多いとなお良い△
例:「やることノート」ってどう書くの?
・ここに書いてあることで、まだ実践したいなことがあったら、書いてある通りに実践すると相当人生が変わるはず
4. さいごに
本日ご紹介した方はこちらです。
著者:石川 和男
タイトル:仕事が速い人は、「これ」しかやらない ラクして速く成果を出す「7つの原則」
価格:1650円(紙の本の場合です)
ページ数:240ページ
発売日: 2020/3/12
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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