こんにちは、オーディオ研究家のNanapapaです。
本日は「もう、怒らない」(小池 龍之介)をご紹介します。
日本最大級のオーディオブック配信サービス - audiobook.jpの聴き放題コースで無料アップされているのを聞きました。
私も、もう46歳になり、いい加減怒るのはやめようと何度も思うものの、年に一回くらいは我慢ができずにキレてしまいます。。
アンガーマネジメントに関する本は何冊も読み、怒りに関するメカニズムや怒りを鎮めるテクニックを学び、少しずつ怒る頻度も減っていきました。
「もう怒ることは無いだろう」と思っていた矢先、先日またまたキレてしまいました。しかも理由は、ここではお話しできないほど大したことない理由です。
そこで最近思うのは、怒りを鎮める対症療法は身に付けたのですが、怒りアレルギー体質を改善する本質な体質改善が必要だと思いたどり着いたのが本書です。
◾️本書の目次
第1章 欲望はストレスの素
第2章 怒りは体を痛めつける
第3章 迷いは能力を曇らせる
第4章 心はなぜすぐ乱れるのか
第5章 欲・怒り・迷いを減らすレッスン
第6章 穏やかな心を保つレッスン
◾️著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
著者は、小池/龍之介さんという現役のお坊さんです。
1978年生まれ、山口県出身。
月読寺(東京・世田谷)住職、正現寺副住職。
2003年、ウェブサイト「家出空間」を立ち上げる。
2003年から2007年まで、お寺とカフェの機能を兼ね備えた「iede cafe」を展開。
それ以後、修行を続けながら月読寺や新宿朝日カルチャーセンターなどで一般向けに坐禅指導をしている
◾️耳読メモ、感想
●怒りのメカニズム
・怒らないためには、まず怒りや欲望の仕組みを知ることが重要です。
・怒りとは欲望、欲望は煩悩によって生まれます。
・みんな自分の煩悩は大好きだが、他人の煩悩は大嫌い。
●煩悩対策には・・・
・煩悩を鎮めるためには、意識を集中することが重要です。
・意識を集中するためには、メンタルフルネスや座禅をしたり、禅について学ぶこと。
●対症療法ではなく体質改善を
・怒りを根本的に退治するためには、小手先のテクニックでは駄目で、心からの訓練が必要。
●心をコントロールするコツ
・起こりやすい人は、子供っぽい、甘えん坊であることを自覚する。
・常に、第三者的立場から、自分の心を見張る
・もし怒ってしまったたら、素直にそれを受け入れる
・(怒っている感情)「と思っている」と第三者的に考えて落ち着かせる
●メンタルフルウォーキング
・歩行禅のススメ
→意識がそれる→戻す→それる→戻すを繰り返して→集中力筋が鍛えられる
(補足)
精神科医の樺沢紫苑さんも、マインドフルネス朝散歩をオススメしています。
瞑想やマインドフルネスは座っていないとできないものと思いがちですが、今に意識を集中していれば、歩きながら(マインドフルネスウォーキング)、食べながら(マインドフルネスイーティング)など、色々なことをしながらできます。
◾️まとめ
- 怒りを本質的に鎮めるのは、対症療法ではなく、体質改善です。
- 怒りアレルギーに対する体質改善のためには、小手先のテクニックではなく、心から自分の煩悩と向き合い、監視・コントロールする必要があります。
- 本書は怒りアレルギー体質改善にオススメの一冊です。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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