こんにちは、オーディオ研究家のNanapapaです。
今回は、スティーヴン・ガイズ著『小さな習慣』を紹介します。宜しくお願いします。
本書を選んだきっかけは
- 習慣化について個人的に研究しているから(情報収集)
- audiobook.co.jpで半額セールをやっていたから(コスパが良かったから)
- 自分の習慣化に更に磨きをかけたかったから(現状維持は退化)
あたりです。
最近、オトバンク社のaudiobook.co.jp(オーディオブックサービス)が、頻繁に洋書の50%割引セールをやってくれるので、とても有難いです🙇♂️
何かをスキルやノウハウを身につけたい、習得したい時に、最終的にポイントになるのは、「習慣化できるかどうか」です。
本書は、「小さな習慣」からはじめるというSmall Habitメソッドに特化した、言われると当たり前のことですが、なかなか実行できていない、画期的な習慣化の方法です。
いままで、ダイエットや映画など、何度もチャレンジしたけど三日坊主で終わってしまった、挫折してしまったという経験がある方は、本書方法でしたら絶対に失敗しない(可能性が高い)ので、ぜひsmall habitメソッドをお試しになってみてください。
それでは、以下で、著者や目次、私が読んで(聴いて)気になった箇所をご紹介します。
◾️著者(AmazonのHPを参考)
- 著者はスティーヴン・ガイスさん。
- 2004年から、自己成長ストラテジーの調査と執筆を行っている方。
- 2011年にブログ「ディープ・イグジスタンス」を立ち上げて、ホワイト・ダヴ・ブックスによって2012年の自己啓発ブログ第1位に選ばれました。
◾️目次
本書の全体像をイメージするご参考にどうぞ🙇♂️
第1章 小さな習慣とは何か
第2章 脳を味方にする効果的な方法
第3章 モチベーションとわずかな意志の力
第4章 小さな習慣を成功させるための心構え
第5章 小さな習慣はなぜ優れているのか
第6章 大きな変化をもたらす「小さな習慣」8つのステップ
第7章 小さな習慣を失敗させない8つのルール
◾️ブックレビュー
●小さな習慣のやり方
- 習慣化したいことをばかげたほど小さいタスクにする:「小さすぎて失敗するわけがない!?」くらい小さなしてください。
- 紙に書く:小さくしたタスクを見える化します。
- なぜなぜ分析する:書いたタスクを腹落ちさせるために、なぜこのタスクをやるのか、なぜ習慣化したいのかについて自己分析します。
●小さな習慣のコツ
・とにかく小さくする:筋トレだったら「腕立て一回」、ジョギングだったら「シューズをはく」など、はじめのタスク設定をとにかく小さくして、どんな状況でも達成出来るようにするのがコツです。
・モチベーションは信頼できない:モチベーションに頼ると習慣化が難しくなります。
著者は「意志の力」(≒意志エネルギーに近い?)が大事だと主張しています。
個人的には、意志エネルギーも大事ですが、もっと大事なのは「頑張らなくても続けられる仕組み化」だと思います。
例えば、寝る前にどうしてもスマホを見てしまうのだったらスマホを寝室に持ち込まないとか、テレビを見るのをやめたかったらテレビのコンセントを抜いておくとか思い切って捨てるなどといった仕組み化です。
ちなみに、意志エネルギーについては、井口晃さんの「やらない決意」に詳しくかかれていて参考になります。
●努力の見返り?
○ヶ月英会話を続けたのに話せない、○ヶ月運動してるのになかなか痩せない。
こんな時、「こんなに努力した見返りが、たったのこれだけ!?」と思ってしまうと、なかなか継続できず習慣化もできません。
ちまたでは「3ヶ月で英会話マスターできる」「これだけやれば〜」など、顧客の購買意欲をそそる宣伝を見かけますが、そんなものは幻想にすぎません。
短期的な見返りを求めるのはやめて、○年後の素敵な自分を想像しつつ、馬鹿げたくらいタスクを小さくして、毎日コツコツと続ける人こそが成功を手にするのではないかと思います。
●その他
・科学が答えを教えてくれる:洋書に多いイメージですが、本書でも豊富なエビデンスが紹介されています。
多すぎて逆にまどろっこしいと言い方は、エビデンスの箇所は読み飛ばしてもいいかな、と思います。
・小さな習慣を成功されるための原動力は「情熱」
・著者が実践している小さな習慣3つは、読むこと(読書)、書くこと(執筆)、運動すること
→自分もこの3つがとても大事だと思います。あおとは、睡眠(7-8時間)と瞑想(マインドフルネス)を追加できたら、なおいいかなと思います。
◾️まとめ
習慣化のポイントは、「馬鹿げたくらいにタスクを小さくすること」。
必ずできるくらい小さなものであれば、失敗するはずがありません。
みなさんも是非試してみてください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。</p Audiobook.jpの無料体験はこちら:オーディオブック配信サービス – audiobook.jp