とある統計データによるとアジア・東南アジアでタイが最も起業意識が高いそうです。
ただし、起業意識といっても、一攫千金狙いとか一山当てたいとかそういったものではなく、組織や上司に縛られずサバーイサバーイに働きたいからというのが理由だそうです。
※サバーイとは、タイ語で心が気持ちよい状態のことをいいます。
私はタイにある日系企業で人事をやっていますが、採用面接の際に、将来の夢は?と聞くと、カフェを開きたいとか、美容室を開きたい、自動車修理工場を開きたいなどという回答に遭遇することが多く、起業意欲の高さが伺われます(この会社で定年まで働きます、とは言わないところが、個人的には正直でよいと思いますw)
上記の統計結果や、私の採用面接での経験の通り、タイでは個人商店的な小さなお店が多いです。
今日は家族でよく行く家族経営の美容室での心が癒された出来事を紹介します。
タイでも大企業では難しいかもしれませんが、中小では自分の子供も職場に連れてくる女性社員が多く、その美容室も訪れる度に子供がいます。
今日は普段見かけない赤ちゃんがいたのですが、何と私についてくれた美容師さんのお子さんでした。
私の髪を染めている間、他のスタッフやお客さんがその赤ちゃんの面倒を見てくれていました。
代わる代わる面倒を見たり、私の妻と娘もその子にお菓子をあげたり、一緒に遊んだりしていました。
日本ではあり得ない(?)、タイならではの光景に心が癒されました。
こういう自然な雰囲気が、女性が働きやすく、活躍しやすいタイを形成しているのだなと実感しました。
タイも日本もそれぞれ独自の良いところがたくさんありますので、我が家はハイブリッドならぬいいとこ取りで幸福なタイ移住ライフを送っていきたいと思います。