Nanapapaの耳活&タイ移住日記

忙しいビジネスパーソンでもサクッと読める学びを毎日ご紹介します!

【書評】『世界のエリートがやっている どこでも通用する実力がつく仕事筋トレーニング』(鳩山玲人 (著)、サンマーク出版)

こんにちは、Nanapapaです。

今日は、『世界のエリートがやっている どこでも通用する実力がつく仕事筋トレーニング』(鳩山玲人 (著)、サンマーク出版)をご紹介します。

本書は、約5年前に出版された当初に買った本ですが、こういう本を「隠れた名書」というのだと思います。紙の本やオーディオブックでも繰り返し読んで(聴いて)いますが、何度読んでもそのときの自分の成長度合いで学びが異なる、読めば読むほど味が出てくる「スルメイカ」の様な良書です。

 

目次

 

内容(「BOOK」データベースより)

人口知能発達、大不況、グローバル時代―どんな未来がきても選ばれる人になれる!サンリオ、LINEなどで活躍の著者、最新刊!成長が実感できる練習法。


著者について(「アマゾン」より)

鳩山玲人(はとやま・れひと)
1974年生まれ。鳩山総合研究所 代表取締役スタンフォード大学客員研究員。元サンリオ常務取締役。青山学院大学を卒業後、三菱商事に入社。2008年にハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。同年、サンリオに入社。サンリオで海外事業を拡大し、サンリオ メディア&ピクチャーズ・エンターテインメントのCEOとして映画事業にも従事し、2016年6月に退任。DeNA、LINE、ピジョン、トランス・コスモスの社外取締役を歴任。現在、シリコンバレーベンチャーキャピタルであるSOZO VENTURESのベンチャーパートナーや、Youtuberを束ねるUUUMのアドバイザーも務めている。

 

本書からの学び・感想【読書メモ】

スマホで遊ぶか、仕事筋をトレーニンするかは自分次第

スマホで遊ぶか、仕事筋をトレーニンするかは自分次第。「仕事筋」を鍛えるための1日1時間の積み重ねが、数年後に大きな威力を発揮する。


自分を磨く1時間を作り出そう

忙しい人でも1時間を作り出す方法は、「24時間円グラフ」を作って、あなたのよくある1日の使い方を可視化することです。頭の中で分かっているのと、紙に書いて他人のことの様に見てみるのとでは、大きな違いがあります。ここで何をしていたか書き込めない時間があれば、それは空白の1時間であり、仕事筋トレーニングに充てる事ができる時間です。


カレンダーを「色分け」するとムダな時間が見える

色分けした仕事のうち、「もっとやりたいのに、現状ではやれていないこと」を強化するトレーニングメニューを選びます。まずは、色ぬりされた行動のうち「できれば減らしたい仕事」を仕事筋トレーニングの時間に振り替えます。


時間を奪うルーティンの減らし方

「今の自分に何が必要か?」を常に問い続けることで、新しい1時間を作り出せます。(→私Nanapapaの場合、増やしたいのは「部下である課長と一対一で話す時間」。減らしたいのは「単純なスケジュール調整の時間」です)。


新しいビジネス(アイデア)を考え出す力をつける2つのコツ

新しいビジネス(アイデア)を考え出す力をつける2つのコツは、

①今の仕事で、「工夫すると便利になるもの」「コストが下がるもの」を探す。

②今の仕事から一歩引いて「全体像」を見る。

の2つです。


沢山のアイデアを出す人の「考え方」★

「やってダメなら次がある」「質より量」という前向きな思考が重要です。

→3つのステップ。①頭の中にあることをランダムに100個書き出す。②書き出した箇条書きをテーマ別に分類する③テーマごとに箇条書きを付け足す。

その他のヒントは、「組み合わせ」と「因数分解」。「因数分解」すると、いつでも正しい判断ができるようになります。


「知識」を「使える」様にするために必要なもの

「知識」を「使える」様にするために必要なものは、

①得た知識を使っているところを想像する

②とりあえず試してみる、の2つです。


「戦略的決めゼリフ」の作り方

①スキマ時間に、ドラマ、映画、本などのストーリーに触れると、感性のストレッチができます。

②「決めゼリフ」のエビデンスを残します。


世の中の見る目を鍛える「マーケティング散歩」

世の中の見る目を鍛える「マーケティング散歩」で、市場を見る目のトレーニングができます。


いつでも転職できる力を身につけよう

転職する、しないに関わず大事なのは、「いつ転職することになっても、困らない自分でいる」こと。自分のキャリアを見つめ直す「健康診断」の様なものです。転職した自分を色々な角度で想像します。そして、年末に、自分のやってきたことの棚卸しをして、履歴書を書いてみます。


会う人リストをつくる★

人に会うことは、発想力を高めるにも、ビジネスセンスを培うにも、人間として成長するにも、全方位に効果がある最良の方法てす。

「しばらく会ってない人リスト」も作ってみると良いです。会わなければいけないのに、しばらく会っていない人はいませんか?


人に会う前にやるべきこと3つ

①相手について調べる。

②調べた知識を掘り下げる。

③的確な数字をいれた自己紹介を用意する。


語学より大切なのは「コンテクスト」★

「コンテクスト」を養うためには、

①新聞を読む。

②週に1回、ビジネス雑誌をまとめ読みをする(海外のビジネス雑誌も読めたらベター)。


大切な人と一対一の時間をとる★

大切な人と一対一の時間をとるためには、以下を実践するとよいです。

①自分にとって大切なものをリストアップする。

②「大切なものリスト」を見直す。

仕事以外のことが書かれているか?配偶者、子ども、親、家族、恋人、友人は「大切なものリスト」にあるか?趣味は?

③「大切なものリスト」の時間配分を点検する。スマホ、テレビ、ながらはやめ、大切な人との一対一の時間に集中します。


「自分自身」も大切にする

短くても、週に1回1時間でも自分と一対一の時間をもつ様にしましょう。本当に何もやらない時間を、自分のために確保します。

自分だけの時間、自分と向き合う時間をとることによって、ここからあらゆる成長の芽が育まれていきます。

 

最後に

本書はアマゾンでのレビュー数や星の数は少ないのです。が、後述の『桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか 』は、星の数が4つと高いです。同じ様な内容なのですが、本のタイトルの違いでしょうか!?いずれも隠れた名作だと思います。

 

本日ご紹介した本はこちらです。

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最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。