最近、「リカレント教育」という言葉を巷でよく聞く様になりました。
(参考)リカレント教育とは、広義には社会人が人生の途上でさまざまな形で学ぶことを意味。(出典:コトバンク)
私たちの様な中堅ビジネスパーソンも「日々勉強を続けないと生き残れない時代になってしまったな」と焦る毎日。筋トレや英会話を始めたものの、なかなか成果が出す、もっと自己啓発の時間を捻出せねばと、さらに焦りが募る・・・
しかし、家に帰れば、可愛い(?)家族が待っていて、平日アフターファイブや休日は、家族サービスもやらないといけない。
そんな忙しい毎日を過ごす中堅ビジネスパーソンにとって悩みの種の1つが「どうやって時間を確保するか」です。そんな時に、ついついないがしろにしてしまいがちなのが「家族との時間」です。
私Nanapapaも過去に自己啓発に熱中するあまり、家族をないがしろにし、家族関係を壊してしまいそうになった苦い経験があります。。
そんな家族との時間、すなわち「家族団らんの時間」は消費や浪費の時間?それとも投資の時間でしょうか?
結論としては、家族団らんは「投資の時間」です。なぜ、投資の時間なのか?以下でご説明します。
目次
3つの時間
先ほど、消費の時間、浪費の時間、投資の時間というように、時間を3つの時間に分けました。
それぞれの定義ですが
- 消費の時間とは、個人の能力や生産性アップにとってプラスもマイナスもない、ただ単に時間が減っていく時間
- 浪費の時間とは、能力や生産性をダウンさせてしまう様な有害な時間
- 投資の時間とは、能力や生産性のアップさせてくれる様な時間
となります。
3つの時間の具体例
このように、時間には、消費・浪費・投資の3つがありますが、
それぞれの具体例としては
- 消費の時間:意味のない会議、メール、会話
- 浪費の時間:意味なくスマホでネットサーフィンやSNSの視聴、酒、タバコ、本当は行きたくない飲み会
- 投資の時間:計画や準備、予防の時間。それから、勉強、運動、睡眠、人間関係の構築、真のレクリエーション
などかあげられます。
家族団らんも、個人の能力や生産性をアップさせてくれる、人間関係の構築にあたると考えますので、消費や浪費の時間ではなく、投資の時間です。
生活の質を上げるには
時間を有効に活用して、生活の質を向上させるためには、
- まずは「時間には、消費・浪費・投資の3種類があること」を強くイメージし、日常生活のあるゆる時間をこれら3つに分類する
- 次に「浪費や消費の時間を投資の時間へシフト(変更)する」
これだけで、大幅に生活の質がアップします。
補足:時間のマッピング
そのために可能でしたら「今の時間の使い方をマッピング(見える化)」してみることをオススメします。
時間は目に見えませんので、紙やスマホのメモ帳などに書き出してみると、いかに自分が時間のむだ使いをしているかが良く分かります。
Nanapapaの失敗談
過去の私は、家族団らんの時間を消費の時間と定義していました。
そのため、平日夜の家族との食事の時間や、休日に家族と出かけた際、いつもスマホをいじって作業をしていました。
そんな私の光景を見ていた妻は、当然、不機嫌で、いつも喧嘩が絶えませんでした。
それでも私は、「何とか消費や浪費の時間を減らして、投資の時間を増やしたかった」ので、せっかくの家族団らんの時間に、せっせと勉強や読書をしていました。
そんなある日、勝間和代さんの「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」という本を読んで、目から鱗が落ちました。
本書の中で、勝間さんの1日の行動が時系列で表にまとめられていて、それぞれの行動を消費・浪費・投資の時間に割り振っていたのですが、家族団らんの時間を投資の時間に割り振っていたのです!
『そうか、家族団らんの時間は投資の時間に割り振っていいのか!!』と気づいてからは、家族との食事やお出かけに集中することができ、家族関係も良好になりました。
家族との関係が良くなると、仕事でのパフォーマンスやプライベートでの他者との関係も更に良くなり、よいサイクルが回るようになりました。
まとめ(家族団らん時間は「投資の時間」)
ということで、結論、家族団らん時間は「投資の時間」です。
運動や筋トレ、ビジネススクールや英会話などの自己啓発の時間も大事ですが、「家族あってこその自分」と思って、ぜひ家族団らんの時間を見直してみてください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。