Nanapapaの耳活&タイ移住日記

忙しいビジネスパーソンでもサクッと読める学びを毎日ご紹介します!

1分で話すことの重要性と効果的なプレゼンテーション技術

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現代社会では、情報があふれ、人々の注意が散漫になりがちです。

このような状況で、限られた時間内に相手の注意を惹き、伝えたいことを効果的に伝える技術は非常に重要です。

特に「1分スピーチ」は、この能力を養うのに最適な方法の一つです。

以下では、"分かりやすいプレゼンのコツ"について伊藤 羊一さんの著書「1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術」からの学びを、サクッとまとめます。

 

1. PREP法

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PREP法(Point, Reason, Example, Point)は、1分スピーチに最適な構造を提供します。

この方法では、まず主張(Point)を提示し、それを支持する理由(Reason)を説明します。

次に具体的な例(Example)を挙げて、再度主張(Point)を繰り返します。

この流れにより、聴衆はスピーチの主旨を明確に理解しやすくなります。

話す時の構成については、他にも神話の法則やSDS法など色々ありますが、ビジネスの場でもプライベートでも、ぶっちゃけPREP法一本でOKです。

シンプルで簡単ですし、しかも、話を聞いていただく相手からも「分かりやすい」とありがたがられます。

ただし、実際にやってみると意外と難しいので、普段からPREP法を意識しつつ、実践で練習を積んでいくのが効率的でおすすめです。

 

2. ピラミッドツリー

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スピーチの準備段階で重要なのが、情報の整理です。

ピラミッドツリーは、主要なアイデアとそれに関連するサブポイントを階層的に整理する方法です。

この方法を使うことで、スピーチの流れが自然と整い、重要なポイントに焦点を当てやすくなります。

ピラミッドツリー(ロジカルツリーとも言います)についてはご存知の方が多いと思いますが、実際に仕事の場などでピラミッドツリーを書いてからプレゼンしたり資料を作成しているでしょうか?

意外とやっていない方が多いのではないかと思います。

結論1つと理由3つの簡単なピラミッドツリーで結構ですので、話す前や資料作成前にサクッとやると、あなたのスピードやプレゼン資料の説得力がグッと上がります。

 

3. 情熱

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最後に、どんなによく構成されたスピーチでも、発表者の情熱がなければその効果は半減します。

情熱は聴衆に感染し、メッセージをより強力に伝えることができます。

自分の話題に対する熱意を表現することで、聴衆の心に残るスピーチを行うことができるのです。

確かに内容も大事ですが、情熱を持って話している人、一生懸命に話している人には、誰でも好感を持ちますよね。

テクニック重視にならず、自分なりの情熱や一生懸命さを忘れないことが、実はプレゼンやスピーチで最も重要なことです。

 

まとめ

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1分という短い時間を最大限に活用するためには、PREP法を用いた構造的なアプローチ、ピラミッドツリーによる効果的な情報整理、そして何よりも自身の情熱が不可欠です。

これらの要素を駆使することで、短時間でも印象深いプレゼンテーションを実現できます。

 

今回の参考図書

著者:伊藤 羊一
著者名:1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術