こんにちは、オーディオブック研究家のNanapapaです。
今回は、西田 文郎さんの『エジソン脳をつくる「脳活」読書術カッコを紹介します。よろしくお願いします。
おしながき
- 著者について
- 本書の内容
- 耳読メモ
- 最後に
1. 著者について
著者の西田文郎さんは、日本におけるイメージトレーニング研究・指導の第一人者で、大脳生理学と心理学を利用して脳の機能にアプローチするという『スーパーブレイントレーニングシステム(S・B・T)』を開発された方です。
もともとは企業に勤めていて、ビジネス向けのコンサルタントをやっておられたようですが、約40年前に「このノウハウはスポーツ界にも生かせるのではないか」と閃き、一念発起して会社を辞め起業されました。
起業を始める当時、周りの親戚や友人は、「絶対失敗するからやめておけ」と止めていたのですが、唯一西田さんの奥様だけは応援してくれたと言うことで起業の準備を始め、その後、輝かしい成功を手にされました。
よく西田さんが「ひらめき1回1億円」とおっしゃられますが、まさにそれを体現された方です。
コンサルタントとしての活動以外にも、経営者の方向けの勉強会として西田塾を開催されています。
毎回キャンセル待ちが出るほど希望者が殺到しているそうです。
話は少しそれますが、清水 康一郎さんの「耳から学ぶ勉強法」言う本を聞いたときに、「セミナーの講演音源を聴きまくれ」書いてあったので、それを実践してみようとセミナー音源をオーディオブックで探したところ、偶然見つけたのが西田先生の講演音源でした。
「究極の目的達成法」、「成功者の習慣」、「成功する脳」、「最幸の人生」、「ツキと運」など、たくさんの講演音源を聴きましたが、西田先生の人を惹きつける話し方や、わかりやすく率直な物言い、時折ユーモラスを交えて飽きさせないテクニックなど、毎回セミナーが満員御礼と言うのも納得できました。
しばらく西田先生のセミナー音源ばかり聴いていたら、自然と自分の話し方やプレゼンの仕方も上手くなり、たまたまその週に参加していた読書会では、皆さんから「今までのプレゼンよりも今日はかなり面白かった」「自分の意見がよく入っていた」と言うことで大好評でした。
2. 本書の内容
本書の内容ですが、読書法についての説明もありますが、メインはやはり西田先生の専門分野である脳に関する内容となります。
読書と言う手段を通じて、どうやってエジソン脳(エジソン脳は、右脳でひらめいて、そのひらめきを左脳で詰めていく具体化していくと言う、右脳と左脳をバランスよく使える脳のことです)を作るかについて解説されています。
読書について体系的にはまとめられていませんが、本の選び方、読書のやり方、読書後にやるべきことなど読書に関する一通りのことが書いてあります。
読書に関するストイックな内容も書かれておりませんので、「はじめて西田先生の本を読んでみたい」とか「読書に興味があるけどまだ初心者」といった方には、ぜひお勧めの1冊だと思います
3. 耳読メモ
○これからは右脳の時代
・左脳(1 to N)の時代は終わった。これからは右脳(0 to 1)の時代
・持っている脳の機能は皆同じ。使い方が違う。
○エジソンの言葉の真意
・1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄。
・そのために、99%の努力をするのだ。
・エジソン脳とは、「右脳でひらめき、左脳でつめる」こと。
○とにかくメモれ
・思いついたこと、ひらめいたことを片っ端からメモして保管する。
・エジソンは5万枚メモして、片っ端から実験した。
○3冊同時に読め
・難しい、普通、簡単の3冊を同時に読んで脳のバランスを取る
・苦手な方の脳を活性化する
○その他
・選書はひらめきでいい。脳の赴くままに→セレンビリティ
・読書(インプット)したら行動(アウトプット)する。
・マンガも立派な読書習慣
・読書中は気になった箇所に線を引く。
そして、読み返し時は、下線部のみを読む。
・移動時間はすべて読書にあてる。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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