Nanapapaの耳活&タイ移住日記

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タイでのチップ文化ミニガイド:基本ルールからアフターコロナ時代の現状

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こんにちわ、nanapapaです。

今回は、人気のタイに旅行に来られる方向けに、タイのチップ文化について、タイ12年のわたしが、最低限、気をつけた方がよいと思うことをサクッと紹介します。

 

タイにおけるチップの基本ルール

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タイでは、チップは強制的ではありませんが、良いサービスに対して感謝の意を示す方法として広く受け入れられています。

レストランやスパ、マッサージ、ホテル、ゴルフなどのサービス業でのチップが一般的です。

レストランの場合、支払いの際に合計金額の5-10%を上乗せするのが普通ですが、サービスの質や満足度に応じて額を調整することができます。

※よくチップを払うシーンと金額目安は、以下の通りです。

  • ホテルのポーター:20バーツ
  • ホテルのメイド:20バーツ
  • レストラン:飲食金額によりますが20-100バーツ
  • マッサージ:50-100バーツ
  • ゴルフキャディー:300-500バーツ

(注意)上記はあくまで目安かつ個人的意見です。

 

注意すべきタイのチップ文化の特徴

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外国人、特に日本人の方はチップを相場よりも多く払い過ぎる傾向があるため、適切な金額を心がけることが大切です。

(相場を知った上で意識的に金額を上げているのでしたら問題ないと思います)

そして、サービス料が含まれている場合は追加のチップは必要ありません。

レストランなどで飲食される際は、会計時のレシートに「サービス・チャージ」と書かれていたら、さらにチップを払う必要はないと思います。

また、タイでは硬貨をチップとして使うのは一般的ではなく、紙幣を使用するのが好ましいです。

渡す時は、小さく折り畳んで、さりげなく渡すのがマナーです。

 

コロナ後のタイのチップ事情の変化

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COVID-19パンデミックの影響で、タイのサービス業は大きな打撃を受けました。

その結果、チップは従業員にとって重要な収入源の一つとなり、顧客からのチップは大きな励みとなっています。

しかし、電子マネーの普及によって現金のやり取りが減り、チップを渡す機会が減っています。

これにより、チップ込みの収入で生活が成り立っていた、最低賃金レベルの労働者の方の生活がさらに苦しくなっています。

パンデミック以降、タイのサービス業従事者へのサポートとして、少し多めのチップを検討することもありかなと思い、最近は意識してレジ横にあるチップ箱にチップを払うようにしています。

通常、チップは紙幣で渡しますが、チップ箱でしたら、ポケットにたまった小銭などでもOKと思います。

 

まとめ

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  1. タイにはチップを払う文化があります。
  2. ただし、外国人(とくに日本人)はチップを払い過ぎる傾向があるので注意しましょう。
  3. アフターコロナ以降、電子マネーでの支払いが増えてチップ収入が減っており、チップ込みの収入で生活が成り立っていた最低賃金ベースの方々は生活に困っています。

  4. ※あくまで個人の判断ですが、よいサービスを受けた時は、レストランの給仕、ホテルのポーターやメイド、マッサージ師などに少しでも良いので現金で直接チップを渡すことをご検討下さい。