昨日、家族でタイのモーターショーに足を運びました。
このイベントは、自動車業界の最新動向を探る絶好の機会です。
特に、電気自動車(EV)に焦点を当て、そこで見た興味深いトレンドと日本の自動車メーカーの現状について、サクッとまとめたいと思います。
電気自動車への注目
最初に目に飛び込んでくるのは、圧倒的な電気自動車への注目です。
モーターショーには、世界各国の自動車メーカーや関連メーカーが集結しているのですが、人だかりができていたのは、電気自動車のコーナーでした。
我が家の目的も「ガソリン車が電気自動車への買い替え」でしたので、ガソリン車やハイブリッドカーには目もくれず、リーズナブルなEVカーコーナーをハシゴしていました。
このように、従来のガソリン車やディーゼル車に代わり、EVが会場の主役に躍り出ています。
また、環境への配慮、燃料費の節約、そして技術の進歩がこの変化を後押ししているのではないかと思います。
リーズナブルな中国メーカーの台頭
特筆すべきは、中国製EVの圧倒的な存在感です。
リーズナブルな価格設定にも関わらず、品質と性能で多くの来場者の目を引いています。
ただし、リーズナブルと言っても、タイは国産の自動車メーカーがないこともあり、海外の自動車メーカーのお値段はそれなりの価格です。
昨日、我が家が予約した電気自動車も中国メーカーの最低グレードのものですが、お値段は約130万バーツでしたので、今の為替レートですと日本円でなんと520万円です!
参考までに調べてみたら、日本で新車を買う場合、予算が500万円あれば国産メーカーの最上位車やヨーロッパの高級車が買えるお値段です。。
このように中国メーカーの最下位グレード車でもそれなりのお値段なのですが、最近タイでは、GWMやBYDの車が絶賛バカ売れ中です。
これら中国メーカーは、コストパフォーマンスの高さで市場を席巻し始めている強烈な印象を受けました。
日本勢の出遅れと今後の展望
一方、日本の自動車メーカーはやや出遅れ感が否めないですね。
元々、我が家は日本車、特にホンダが好きだったので、今回も日系メーカーでリーズナブルな電気自動車が発売されていたら是非買いたかったのですが残念です。
しかし、日本の自動車メーカーが持つ長年の自動車製造のノウハウは、EV市場においても重要な資産だと思います。
日本の自動車メーカーには、技術革新と戦略的な市場展開を通じて、これから是非、遅れを取り戻してもらいたいです。
我が家はずっとホンダの車を愛用してきましたので、5年後くらいになると思いますが、次に車を買い替えるときは、ぜひ日本車に買い替えたいです。
結論
タイのモーターショーで目の当たりにしたのは、自動車業界の新たな潮流でした。
ガソリン価格の高騰が著しいタイでは、EVへのシフトは、今後も止まらないと思います。
中国メーカーの急速な成長に対する日本メーカーの挑戦が、このダイナミックな市場を形作っていくことに期待したいと思います。