Nanapapaの耳活&タイ移住日記

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リーダーシップをとろう ~ 失敗を認めて後退できる柔軟性を持つ【勝間塾サポートメール】

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目次

 

こんにちは、Nanapapaです。

今日は、今朝届いた、勝間塾のサポートメールについて書きたいと思います。

今週のサポートメールお題は「リーダーシップをとろう」です。

 

私も、日々、リーダーシップについては考え、本を読んだり、オーディオブックを聴きながら、勉強しています。

リーダーシップの型に正解は無いですし、また、自分の性格にあったリーダーシップのスタイルがあり、無理して自分に合わないスタイルでリーダーシップを取ろうとしても、上手く行きません。リーダーシップは、永遠の課題・悩みです。

 

今朝のサポートメールに、参考になる記載があったので紹介します。

 

間違いを認める力が重要

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リーダーシップにおいて、最も重要な事のひとつは、なんと言っても間違いを認める力であり、柔軟な方向修正
です。

心理的安全性が保たれている組織、あるいは常にPDCAサイクルを回してる組織の特徴は何かというと、自分たちは常に間違う可能性があり、その間違いをお互いに認めながらフォローアップをしていこうという文化があることです。

例えば様々な医療機関においてミスが起こることは、患者の生死にも関わるため、どれだけ医療ミスを防ぐかということが重要ですが、面白い事が発見されまして、患者に対する死亡率が低い病院ほど、ミスの発見や報告件数が実は多かったという話です。

 

人間は機械ではないので、誰でもミスをします。重要なのは、ミスした時に速やかに報告することです。

そんなの当たり前のことですが、口で言うのは簡単で行動に移すのは難しいです。

なぜなら、誰しも自分がミスしたことを出来れば知られたくないですし、ミスした事がバレたら叱られますので、なおさら隠します。

 

その様な状況下において重要なキーワードが「心理的安全性」です。

『ミスを公表しても叱られない、何も不利益を受けない。私は安全なんだ』と思える環境にいれば、誰もが隠さずに自分のミスを報告・公表することができます。それが、ひいては会社全体の利益につながります。

しかし、実際は、「ミスは隠さず報告しなさい。報告しなかった場合、嘘をついてることが後でバレた場合には『厳罰に処します』」といった、罰則型の対応をしている企業・団体が多いのではないかと思います。

心理的安全性の高い環境をどうやって作るか」が、組織の長・管理者にとっての重要な課題の一つとなります。

 

 リーダーはつらいよ

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自分がリーダー的な存在である時には、必ず自分はミスをする可能性があり、自分が間違った時にはそのことについて指摘される可能性は大歓迎であるという雰囲気を作り上げる必要があるのです。

そしてリーダーがミスをしたり、あるいはそのミスをフォロワーの仲間たちが力を合わせて許容し、フォローをしてくれるようなことを許されない状況で、リーダーシップをとるというのは苦痛以外の何者でもありません。なぜ私たちがリーダーになるのを嫌がるかというと、リーダーになっても責任ばかりかさんでしかも失敗した時にいちいちその状況を糾弾されて、辟易した経験があるからです。

 

この文章を読んで真っ先に浮かんだ顔が、菅首相の顔です。

私は政治には興味がなく、新聞もほとんど読まないのですが、そんな私でも思うのは「首相がちょっとしたミス?をしただけで、野党・マスコミ・国民がやたらと騒ぎすぎ」ということです。騒いでいるのは、野党とマスコミだけで、多くの国民はそれほど騒いでいないのかも知れません。

これほどまでに、毎日、マスコミに叩かれていたら、首相だってモチベーションが下がるでしょうし、我々国民もマスコミの記事に影響されず、首相・政府任せで受け身にならず、国民全員がミスを許容・フォローして国民・政府が一体となってこの危機と向き合って行く必要があります。

そういう私も、たまに会社でリーダーを責めてしまうことがあり反省しました。今後は、ミスを許容・フォローし、リーダーをもっと盛り立てていこうと思います。 

 

 朝令暮改はOK!?

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1度自分が決めたことについて明らかに間違っていると自分で考えたり、理不尽であると思った時にはこれまでの積み重ねについては一旦横に置いておいて、さっさと辞めるか辞めなくてもとりあえず中止して別の事を試すと言ったような柔軟性が必要になります。

朝令暮改というとどうしても悪い言葉のように聞こえてしまいますが、やはりリーダーあるいはリーダーシップをとるということについては、朝令暮改が上等であるという考え方が重要であると認識することをお勧めしたいと思います。

 

朝令暮改とは、「朝に命令を出して夕方それを変えること。法令が出てもすぐあとから改められて、あてにならないこと。」という様に、悪い例えとして挙げられることが多いですが、私も「朝令暮改はあり」だと思います。

社長も部長も課長も、皆さん人間ですから判断を誤るときは絶対にあります。その時に重要なのは、面子やプライドを捨てて、自分の判断ミスを素直に認めて、速やかに方向転換することです。その方が傷口も軽くてすみます。

 

 共同型リーダーシップのすすめ

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最近ではリーダーシップをとる時には単独の人が取るのではなく、共同の人でリーダーシップをとることが積極的に推奨され始めています。それはなぜかというと1人であれば、どうしても暴走をしたり、ミスを認めたくなくなってしまうのですが、複数人でリーダーシップをとっていると、お互いにミスを素直に認められるようになりますし、弱みも共同リーダーには示すことができるからです。

リーダーというとどうしても、1人で孤独に頑張っていて、無謬性が要求され、少しでも間違うといけないというようなステレオタイプの思い込みがあると思いますが、共同リーダーシップをはじめとした、ある程度柔軟で、かつ失敗が認められるようなリーダーシップスタイルを経験として積み重ね、一方で無謬性を強要するような相手とは距離を取るような試みをしてみてください。

 

「共同型リーダーシップ」という発想は、とても参考になりました。

組織内でのレポートラインを明確にするために、リーダーは1人とするのが通常ですが、組織の中には、みんなを引っ張っていく力のある人、人望のある人など様々な個性の人がいます。

リーダーとしての素質をすべて兼ね備えている人は滅多にいませんので、共同でリーダーを務めてもらえばリーダー同志で足りない部分を補完することができます。

 

本日紹介した中で、皆さんにとって参考になることが1つでもあれば幸いです、

また、勝間塾に興味を持った方はホームページをチェックされてみてください。

勝間塾。入塾生募集中。 勝間和代オフィシャルサイト

 

 

ご精読ありがとうございました。