Nanapapaの耳活&タイ移住日記

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【読書】『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』(勝間 和代著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)

こんにちは、Nanapapaです。
今日は、最近、audiobookで聴いた本を紹介します。

無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』(勝間 和代著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)です。

 

目次

 

 

本書の内容・著者紹介

本書の内容・著者紹介は、以下の通りです。
 

本書の内容(「BOOK」データベースより)

 評論家 勝間和代出世作
シングルマザーという立場にもかかわらず、着々とキャリアアップを図り「年収を10倍にする」というシンプルな目標をいかにして達成したのか。
そのノウハウを余すところなく公開しています。
公認会計士中小企業診断士、オンライン情報処理技術者TOEICなど、様々な資格の取得を実現するために何を行ったのか。
合理的かつ自然体で無理のない行動は、その後数々に著書でお馴染となる勝間和代の真骨頂ともいうべき内容になっています。

 

著者略歴(「BOOK」データベースより)

 勝間和代(カツマカズヨ)
東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、アーサー・アンダーセン公認会計士)、マッキンゼー(戦略コンサルタント)、JPモルガン(ディーラー・証券アナリスト)を経て、経済評論家として独立、生活感覚と専門知識を共に持つのが特徴。男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」委員。会計・ファイナンス及び少子化ワークライフバランス問題に特に強い。WSJ、FT、ビジネスウィークなど海外メディアにもコメントが多く掲載されている。2005年、ウォール・ストリート・ジャーナルから、「世界の最も注目すべき女性50人」に選ばれる。2006年、エイボン女性大賞を史上最年少で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

本書から学んだこと

本書から学んだことは、以下の通りです。

 

仕組み化・習慣化

勉強で一番大事なのは、勉強の内容そのものではなく、勉強をうまく続かせる仕組みづくりと意識づくり。勉強するほど幸せになるという成功体験を作ってしまえば、無理やり目標設定などしなくてもスキマ時間に勉強するのが自然に習慣化する。

 

続く仕組みを作っていない社会人の勉強は絶対に続かない。人間は、目に見えて測れるものでないと管理できない。その管理の仕組みを作らずに勉強しようとしても、続かないのが当たり前。

 

基礎スキルの重要性

スキルアップのための勉強と教養のための勉強は違う。まずは基礎スキルが重要。ある一定レベル以上、基礎スキルができると、その次に重要なのは教養。例えば、将来を予測するための歴史の勉強、新しい切り口を見つけるための文化の勉強など。

 

勉強の進め方

①上手なインプットの仕方 : 速読、スキマ時間や耳の利用方法、パソコン、mp3、よい教材の調達方法、セミナーなどの使い分けの仕方。

②上手なアウトプットの仕方 : 勉強結果の計測方法、キーボードの早打ち、マインドマップ、ブログの活用の仕方。

③年収アップに直結する具体的な項目の勉強方法、例えば、英語、IT、会計、経済、資産運用など

 

勉強に共通のコツ

①基礎を最初に徹底的に学ぶ

②先達から勉強の仕方をしっかり聞く

③学ぶ対象の基本思想を理解する

④学んだことを自分の言葉でアウトプットする

⑤勉強をわくわく楽しむ

 

勉強はスポーツと同じ

どんなスポーツを上達させるにも地味なトレーニングの積み重ねが必要。ところが、その時点ではなかなか成果が見えない為、成果が出る前に嫌になってしまいがち。

 

勉強は自己投資

収入の5~10%を勉強法の勉強のために投資しよう

 

子供にも有益

親が勉強すると、子供もそれを見て育つ。勉強の習慣は、家庭内での文化的な伝承・遺産になる。それは多くの社会学者が研究・報告している。勉強は自分の幸せのためだけでなく、子供のためにも必要。

 

独立した自由人でいるために

独立した自由人でいるために勉強しよう。

自由人でいるというのは

〇自分で自分の面倒が見られて

〇経済的に自立していて

〇自分の考えを発言することができる

こと

 

有効なツール、スキル

道具;ノートパソコン、マインドマップ、速読、親指シフトによるキーボード入力。スマートホンのフリック入力

速読術;フォトリーディング。ラーニングソリューション社の講習がおススメ。

 

マインドマップマインドマップで頭の中を整理しながらノートを取る)

マインドマップとはトニー・ブザン氏が提唱した、ノートの取り方・書き方の一種。表現したい概念やトピックの中心となるキーワードやイメージを図の中央に置き、そこから、放射状にキーワードを広げていくことで、頭の中を整理する。

人間の頭の中はこの様な構造で物事を考えているため、それに合わせて考えを広げていくことで、短時間に効率的にまとめることができる。

ソフトウェアを使ってパソコンにメモする。Mindjet社のソフト「Mind Manager Pro」が著者のおススメ。

 

学ぶ対象の基本思想を理解する

そもそもその分野は何のために存在するのか?学ぶ対象となる分野の基本思想や基本構造をしっかり理解する。

例;会計はビジネス言語として存在する。仕事の色々な活動を金銭的価値で測定し、その結果をもって、利害関係者の意思決定に役立てようというもの。

言語の単語にあたる仕訳の数をどれだけ覚えているか、理論的に借方と貸方、貸借対照表損益計算書がどうつながっていて、それらが何を表すために存在しているのか。

 

学んだことを自分の言葉でアウトプットしてみる

インプットとアウトプットに勉強時間を半分ずつ使う。あらゆる勉強に共通するコツは、学んだ事を、自分の言葉でアウトプットし再現してみること。これをなるべく沢山行うことが重要。アウトプットしてみて初めて、本当に分かっているかどうかが分かる。

過去問+模擬試験によるアプローチ法;ひたすら解き、点数が悪かったところだけ、もう1度教科書に戻って理解する。それからまた問題に戻る、ということを繰り返す。

1人で勉強する際には、どんな仕組みでもいいので、アウトプットを起点にして、そこからインプットに戻る、という方法を取る事をお勧めします。

 

読書

問題意識を持って、質の高い情報を乱読する。

選書のコツ;本好きの友人に聞く。ネット上で信頼できる人が推薦する本を読む。店頭で題名と目次をチェック。

一般紙を読む時間を減らし、専門誌・書籍を読む。

テレビは、時間当たりの情報量が少ないので時間の無駄

 

英語

英語はとにかく1日1時間、3か月~半年聴き続ける。

英語のオーディオブックでの勉強がおススメ。初心者向けは、「チーズはどこへ消えた?」「7つの習慣」。中級者向けは、「ザ・ゴール」「原因と結果の法則」

 

耳でする勉強のまとめ

①仕事や通勤・家事をしながら時間を有効活用

②著書自らの声を聴いてより深い気づきを得る

②英語の勉強になる

④(紙の本より)集中力が続きやすい

⑤繰り返し聴いても楽しめる

 

何を勉強すればよいのか?

①明日から仕事に使えることを勉強する

自分の日々の生活や生き残りのために必要なことを学び、それを反復練習。

英語の書籍にあたる;現代の資本主義の中心国であるアメリカの方が5~10年進んでいる。日本の本ばかり読んでいると遅れる。少なくとも翻訳本、できれば原書や英語のオーディオブックがおススメ。

 

②常に問題意識を持って仕事をしていれば、勉強のテーマは自然に出てくる。

例えば、こんな本は必読

イノベーション→「イノベーションのジレンマ」「イノベーションの解」「明日は誰のものか」「ジョブ理論」

金融リテラシー→「金持ち父さん、貧乏父さん」

組織で新しい事を試みる→「チーズはどこへ消えた?

製造業→「ザ・ゴール」

他人との関わり・自己成長→「7つの習慣」「原因と結果の法則」

 

英語語彙力アップ

読めない単語は聞けない。英字新聞や英語雑誌をせっせと読む。ヒアリング力を上げるには語彙力を上げる必要がある。

 

最後に

本日、紹介した内容の中から、皆さんにとって参考になった点が1つでもありましたら幸いです。

また、興味を持たれた方は、実際に本書を聴いて(読んで)みてください。

 

Audiobook.jpの無料体験はこちら:オーディオブック配信サービス – audiobook.jp

ご精読ありがとうございました。