Nanapapaの耳活&タイ移住日記

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下書き供養の為に何をすべきか?【ブログの下書きは宝の山!?】

こんにちは、Nanapapaです。

 

今日は、はてなブログ」の『今週のお題「下書き供養」』について書きたいと思います。

 

◾️下書き供養のために何をすべきか?

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最近は、ブログや日記、FacebookTwitterなど、様々なツールを使って情報発信をしている方が多いと思います。

誰でもお金をかけず、気軽に自己発信できる便利な世の中になりました。

 

皆さんもそうかも知れませんが、私も、日々思いついたアイデアをメモしたり、下書きとして残しています。

私は、はてなブログのアプリを使ってブログを書いています。自分の下書きとして保存されている件数を調べたら、何と31件も溜まってました。

 

Wikipediaによると、「供養」とは「死者への弔い」という意味だそうです。

※「弔い」(Wikipediaより)

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%9B%E9%A4%8A

 

私にとって、下書きとして溜まったブログは、まだ死んではいません。「とりあえずアイデアだけ書いた」とか、「書き出してみたものの、思うように上手く書けず、中断してしまった」など、何らかの理由で完成していない「宝の山」だと思っています。

 

そんな下書きに対する最高の供養は、「下書きを完成させて日の目を見させること」だと思います。

 

というこで、ブログが完成させられずに悩んでいる時に役に立ちそうな本を紹介したいと思います。

 

近藤 勝重著『書くことが思いつかない人のための文章教室』 (幻冬舎新書)です。

 

◾️目次

  • 本書のあらすじ・内容
  • 本書から得た学び 
  • To Do(今後、実践すべきこと)
  • 最後に

 

◾️本書のあらすじ・内容

本書のあらすじ・内容は、以下の通りです。

(以下は、BOOK☆WAKERから引用させて頂きました。)

 

「文章を書く」とは、長い間の記憶から体験を引き出して描写することだ。自分にはそんな特別な経験はないと考える人でも、うまい引き出し方さえわかれば書ける。また、伝わる文章にしたいなら、くどくどと説明してはいけない。とにかく描写せよ。細部に目をこらして書けば、真に迫る。たとえばさびしい気持ちなら、「さびしい」と書くな。さびしさを表わす「物」を描写してそれを伝えよ――ベテラン記者で名コラムニストの著者が、ありきたりにならない表現法から、書く前の構成メモ術まですぐ使えるコツをやさしく伝授。


◾️本書から得た学び

本書から得た学びは、以下の通りです。

 

●下書きが完成しないときは

  • 書くことがないときは、思うのではなく、思い出すこと。:  新たに何かを書こうとするのではなく、過去の自分の体験を思い出そうとすると、アイデアが浮かびやすいです。更に、実体験を書くことにより、文章の説得力が増します。

 

  • 行き詰まった時は   :   行き詰まったときは次の2つを行うと効果的です。 ①文章をはじめから読み直す。一度、書いて行き詰まった下書きでも、しばらく時間を置いてから読み返してみると、色々と修正や追加のアイデアが浮かんできます。煮詰まったら、しばらく寝かせてから、改めてはじめから読み直してみましょう。 ②散歩に行く。私も経験がありますが、歩いている時にアイデアが浮かぶことが多いです。トイレ中とかシャワー中とか、水場にいる時もアイデアが浮かびやすいと言われています。散歩に行く際はメモ帳を忘れずに持って行ってください。思いついたことを片っ端からメモして、下書きを完成させましょう。

 

  • 書く手順 :   文章を書く際の手順ですが、ラフでもよいので、必ず事前に設計図を書きましょう。書き方ですが、書きたい頃目を箇条書きにして羅列してみるとアイデアが出やすいです。羅列したら、大雑把で構わないので、文章の構成・ストーリーと、自分が最も伝えたい事を書き出してみてください。

 

  • 推敲 :  一旦作り上げた文章を推敲してみると、その過程で色々な気づきがあり、中断してた下書きを書き終えられるヒントを得られます。推敲する際のポイントは、「客観的なもう1人自分となってチェック」することです。但し、文章の独自性を殺さない様に気をつけてください。また、推敲する際には、「声に出して読む」と良いです。音読して、つっかえる箇所は、文章が上手く書けていない証拠です。その他、推敲のメリット・ポイントは、「自分の悪い癖を発見できること」「私」「指示代名詞」「重複言葉」を多用しないことです。

 

●その他

今回のお題の趣旨からは外れますが、文章を書く上で参考になるTipsを紹介します。

 

  • 描写力をつけるためには、5感すべてを使うこと。全身が目となり耳となって感じとること。出来合いの言葉ではなく自分の言葉で表現すること。
  • 観察力を磨くポイントは、全体から部分へ、部分から細部へ、という3段階で行うとよい。
  • 描写ができるなら心情・説明はいらない。
  • 独自の視点を磨くためには、日頃から、「納得」「共感」「驚き・不思議」の参考になりそうな文章をファイリングするのがオススメ。
  • 文章を書くとは、「人間とは」「人生とは」「生きるとは」について書くくと。
  • より伝わる文章表現にするためには、「人+もの」で書く。ものに感情を託す。
  • 紋切り型にならないように、かつ、大袈裟になりすぎないように。
  • 比喩を上手く使う。
  • 文章の型の基本は、①起承転結で書く、②現在・過去・未来の順で書く。
  • 最後は、気の利いた一文を入れつつ、シンプルに終わらせるのが良い。
  • 「思う」「考える」「感じる」のない文章は、客観性を担保する。
  • 漢字とひらがなの比率は、漢字2-3割・ひらがな7-8割がちょうど良い。
  • 適度に段落を分ける。

 

◾️To Do(今後、実践すべきこと)

本書を聴いて学んだことを実生活に活かすべく、以下を実践したいと思います。

  • 自分の体験を書く
  • 事前に設計図を書く
  • メモ魔になる
  • 煮詰まったら散歩する

 

◾️最後に

本日、紹介した内容の中から「自分も取り入れてみようかな」と思ったものが1つでもありましたら幸いです。ぜひ試して見みてください。

 

また、興味を持たれた方は、実際に本書を読んでみてください。

 

ご精読ありがとうございました🙇‍♂️