Nanapapaの耳活&タイ移住日記

忙しいビジネスパーソンでもサクッと読める学びを毎日ご紹介します!

【書評】『学びを結果に変えるアウトプット大全』(樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版)~最強のアウトプット本。アウトプット術の玉手箱~

 

こんにちはNanapapaです。

今日は、『学びを結果に変えるアウトプット大全』(樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版)を紹介します。

累計180万部のベストセラ―作家であり精神科医でもある樺沢先生が書かれた、最強のアウトプット本です。アウトプットに関するアイデアが山ほど書かれた辞典の様な本で、本書を読めば必ず自分に合った、役にたつアイデアが見つかると思います。

 

こんな方におススメ(本書を読む前に抱えていた私の悩み)

〇読書をしても、なかなか行動が変わらない、結果に繋がらない。

〇英会話、試験勉強など、自分なりに努力しているのだけで、思うような成果が出ない。

〇アウトプットの重要性は分かっているけど、具体的にどうやったらいいか分からない。

今までの私は、インプット中心の読書で読んだら読みっぱなしでした。アウトプットをしないものだから、記憶にも残らないし、何も行動・変化に繋がりませんでした。本書を読んで、アウトプットに対する抵抗が取り除かれ、他人の目を気にせずに自分のペースでアウトプットする勇気を手に入れる事ができました。

本書を読んでから、毎日、以下のアウトプットを継続的に続けています。

Twitterの更新。特に、樺沢先生がおススメする、ポジティブ日記をつけています。

〇本を読んだら、気になった点をすぐメモする。読み終わったら読書感想文をブログに書く。

〇資格試験の勉強を教科書読み(インプット)中心から、問題演習(アウトプット)中心へ変更。

以上のように、私の行動をアウトプット中心へ変えられるようになった、本書からの学びを、以下に紹介します。

 

本書から得た学び

アウトプット重視で学びの効果が何倍もアップ

インプットとアウトプットの割りあいについて、一般的には、圧倒的にインプットが多い方がほとんどではないかと思います。ちなみに、過去の私は、アウトプット9割:インプット1割くらいだったと思います。インプットだけでは記憶が定着しませんし、実際に行動してないので何も変わりません。どうりで努力が報われなかったはずです・・・

 

そこで、樺沢先生がおススメするやり方は、『インプット3割に対してアウトプット7割』を目指すことです。いきなり3:7は難しいので、9:1を徐々に7:3→5:5→3:7へと、少しずつ時間をかけて変えていけばよいと思います。

また、アウトプット術で先生がおススメしているのは、『話すと書くと3回繰り返すと長期記憶に定着する』です。読書や勉強をするときにメモを取ったり、後でまとめノートを作ったり、TwitterFacebookにアップしたり、ブログに書いたりと、やり方は自分にあったやり方でOKです。3回アウトプットすることにより、記憶が短期メモリから長期メモリへ移行して定着します。個人的には、読書・勉強→①メモ→②SNSにアップ→③ブログにまとめるやり方が、楽しみながらできておススメです。

 

フィードバックも大事

インプット→アウトプットした後は、フィードバックも重要です。フィードバックとは、自分の行動や成果に対する評価を行い、結果は良かったのか悪かったのか、どうすればもっと良くなるのか等、自分自身に対して伝え返すことです。この①インプット→②アウトプット→③フィードバック→また①インプット・・・というサイクルを繰り返すことで、アウトプットの質がどんどん高まっていきます。

 

やる気がでないときの対処法

やる気がでないときの対処法についても、本書では沢山取り上げられていますが、私が実践しているのは、『とりあえず5分やってみる』です。たまには、どうしても気分がのらない、やる気ができない時って、誰でもあると思いますが、そういった意識を遮断してとりあえず無心で5分だけやってみる。そうすると、大体の事はやっているうちに楽しくなるか、集中してきて、5分以上続けることができます。そのためのやる気のスイッチをどう押すかは、人それぞれツボが違うと思います。

他にも、やる気が出ない時の対処法としては、『出来たら自分にご褒美をあげる』『一緒にやる仲間を作る』『やる気を遮断するもの(例;スマホ、テレビ)を遠ざける』などがあります。

 

実際に日記、ブックレビュー、ブログを書いてみる

著者がおススメするブックレビューの書き方は、次の①②③の流れで、まずは3行だけ書いてみることです。

それは、①本を読む前の問題点や悩み(Before)→②本を読んだ後の気づき(After)→今後実行したいこと(Todo)の流れで書きます。最初は3行だけを10分程度で良いので、まずは小さいハードルから始めてみること。慣れてきたら、3行だったのを文章を3つ→段落を3つといった感じで徐々に分量を増やしていくことにより、最終的には長文が書けるようになります。

また、文章を書くときは完璧な文章を書こうとせずに、まずは30%の出来栄えでよいから、まずは書き上げることが大事だそうです。とにかくさっと書き終えることが大事で、細かい修正を加えたければ後でやればよいです。

 

私は、もともと本を読むのは好きでしたが、文章を書く事は苦手だったので、このブログを始めたときも、なかなか筆が進まないというよりも、書くことが怖くて最初の一歩が踏み出せませんでした。が、本書を読んで、とても気持ちが楽になり、少しずつですがこうやって文章が書けるようになってきました。

 

最後に

本書に興味を持たれた方は、ぜひ本書を買って読んでみてください。 ブログや本の要約を読むだけよりも更に学びが深まります。本書で紹介した以外にも多数のアイデアが紹介されていますので、皆さんにあったアウトプット術が見つかると思います。

 

活字が苦手な方は、オーディオブックでも販売されていますので、こちらをどうぞ。

 

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ご拝読ありがとうございました。ではでは。

 

今回ご紹介した書籍はこちらです。