Nanapapaの耳活&タイ移住日記

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【書評】『News Diet』(ロルフ・ドベリ著、サンマーク出版、1870円)~今年最も影響を与えた1冊。ニュースを熱心に見るあなたは、1年間で1カ月分もの時間を失っている!?~

 

こんにちは、Nanapapaです。

今日は、『News Diet』(ロルフ・ドベリ著、サンマーク出版)を紹介します。

本書は『Think clearly』『Think Smart』『Think rigit 』など、累計発行部数300万部を超えるベストセラー作家の最新作です。

内容はシンプルで、【ニュース断ち】する事を強く薦めています。そして、その根拠が様々な視点から書かれています。

「新聞は読むのが当たり前」「読まない人は非常識」と思っていた私にとっては、大変大きな衝撃を受けました。

 

こんな方におススメ

○毎日、新聞を欠かさずに読んでいる、しかも全ページをじっくり読んでいる。だけど成果に繋がらない。

○ついついテレビのニュースを見てしまい、気がつくと想像以上に時間が経過している。

○勉強のためにと思って、新聞はかかさず毎日読んでいるけど、よくよく考えると自分の生活は何も変わっていない。結果に繋がっていない。 

 

本書からの学び

ニュース断ちをすると様々なメリットがあります。まずは騙されたと思って(と言ったら著者に失礼ですが)30日続けてみましょう。ニュース断ちの効果が現れ、安らぎを覚えるのに、最低30日くらいかかるそうです。

 

ニュース断ちによる効果は、様々ありますが、私が感じたニュース断ちの3大メリットは、以下の3つです。

 

時間が増える

新聞やニュースをよくみる人は、なんと年間で約1ヶ月分の時間をニュースに費やしているそうです。新聞・ニュース好きなあなたの1年間は、通常12ヶ月に対して11ヶ月しかないことになります。ニュース断ちをすれば、あなたの1年が11ヶ月から12ヶ月に戻ります。

 

世の中の正しい情報を手に入れられる

新聞を読まないと世の中の正しい情報を手に入れられないのでは?と思われるかも知れませんが、実は逆です。新聞の内容は中立ではなく、新聞社や記者の意図が入ったり、情報操作が行われているため、マスマディア側に都合のよい偏った情報もあります。ニュースを見ることによって、逆に世界の状況から遠のくことになります。

また、新聞記事のような短い文章ばかり読んでいると、長文記事や本を読む能力が低下してしまうというデメリットもあります。新聞・ニュースは、ほどほどにして、浮いた時間で本を読みましょう。

 

うつ病リスクが下がる

新聞やニュースを見ると、心身を害したり、うつ病になるリスクが上がります。特に、殺人事件などの記事やゴシップネタなどの悪い情報は心身への影響が大きいです。こう言った情報に多く触れると、ストレスホルモンのコルチゾールが増加して、心身に悪い影響を与え、うつ病を発症するリスクが高まります。

また、新聞・ニュースを見ることにより、ワーキングメモリーが無駄に消費される、意志力が低下するといったデメリットもあります。

 

とは言っても、完全にニュース断ちをするのは難しく、私の場合は、1日5分程度に留める様にしました (昔は1-2時間かけてじっくり読んでました)。

 

最後に

あくまで私の場合ですが、ニュース断ちをして、良かったと思っています。ニュースをやめたところで、私の人生、何も変わりませんでした。変わらないどころか、自由になる時間が増えて、読者や家族との時間に回せるようになりました。2000円程度の本ですが、その効果は絶大です。

本書に興味を持たれた方は、ぜひ実際に本を買って読んでみてください。ブログで紹介した以上の学びが得られると思います。

 

活字が苦手な方は、オーディオブックでも販売しています。

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ご精読ありがとうございました。ではでは。

本日、紹介した本は以下です。