Nanapapaの耳活&タイ移住日記

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【体験談】どうしたら本当に重要なことに集中できるか?~「緊急でない重要なこと」に集中するために実践した5つの習慣~

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time management

こんにちは、Nanapapaです。

今日は、日頃、ずっと悩んでいながら中々できなかった「急ぎでないが本当に重要なこと」に集中するコツを掴んだので紹介します。

元々「緊急でない重要なこと」を最優先すべきとは頭では分かっていたのですが、どうしても「緊急だけど重要でないこと」(急ぎの電話、締め切りギリギリの仕事、トラブル対応等)に時間を取られていたのが悩みでした。

そこで、自己啓発本タイムマネジメントの関する色々な本を読みました。その中でも本質論については『7つの習慣』、テクニック面では『時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』が役に立ちました。

今回は、『時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』(ジェイク・ナップ (著), ジョン・ゼラツキー (著), 櫻井 祐子  (翻訳) 、ダイヤモンド社)の87のテックニックの中から、私が取り入れて実行した5つを紹介します。

(補足)本書については、過去に本ブログで書評を書きましたので、宜しければ、こちらもご参考になさってください。

nanapapa211.hatenablog.com

 

「緊急でないが重要なこと」に集中するために実践した5つの習慣

スマートフォンにインストールしているアプリを出来るだけ削除する

「緊急でないが重要なこと」に集中するためには、まず、そのため時間を作る必要があります。①から④では「緊急でないが重要なこと」に集中するための時間捻出方法を紹介します。

1つ目は、スマートホンにインストールしているアプリを出来るだけ削除することです。特に、FacebookやLINE、TwitterInstagramといったアプリは、どうしても気になり、しょっちゅう見てしまうので、アプリ自体を削除して、そもそも見られない様にしてしまいます。パソコンにもアプリをインストールしている場合は、それも消します。

私の場合は、Lineは仕事で使うのと、Twitterは日々の英会話やルーティーンの結果等を記録していたので残し、その他のSNS系のアプリ(例えば、FacebookInstagram、リンクドイン)や、その他にもインストールしっぱなしでずっと使っていなかったアプリもあったので、全部削したら気分がすっきりしました。

著書内では、メールアプリもすべて消すように書いてあったのですが、流石にGmailアプリまでは消せませんでした・・・。今後の宿題です。

 

スマートフォンSNSを1日に何度も見ない

次に、スマートフォンSNSを1日に何度も見ないことです。結局、たいして更新されていないし有益な情報も得られず、ただただ時間が浪費されるだけです。(と、そんなの言われなくても分かっていながらも、ついつい見ちゃいます・・・)

まず、①でSNS系のアプリをある程度はスマートフォンから削除しているので、これでSNSを見る頻度が減ります。

また、スマートフォンをズボンのポケットに入れておくと、メッセージが入った時の振動でメッセージを確認してしまったり、気が散ったりするので、机の上に置きっぱなしにしました。

但し、電話の着信に気づかないとまずいので、腕時計をスマートウォッチに変えて(私はシャオミの6000円程度のものを使ってますが、機能的にこれで十分だと思います)、電話の着信があった時はスマートウォッチが警告してくれるように設定しました。

その他、時間を確認したい時や、計算したい時、仕事で必要なニュースを確認する時等にスマートフォンを使っていましたが、それもやめて、時間は腕時計で、計算は電卓を使って、ニュースはパソコンで確認する様にしました。あと、スマートフォンの画面が気にならない様に、ケースは蓋がついたタイプのケースを利用しています。

すると、スマートフォンを見る頻度が相当減りました。というか、ほとんど見なくなりました。また、副次的な効果としては電池の減りが前よりも遅くなり、充電する頻度が減って楽ちんになりました。

 

③朝一番でメールを見ない

さらに時間を捻出する方法が続きますが、朝一番でメールを見るのをやめました。1日の中で1番脳が冴えている午前中に、メールを読んで過ごすのはとても勿体ないということに今更ながら気づき、メールを読むのは1日の中で11時頃と16時頃の2回と時間を決めてやるようにしました。

私の中では、これが一番苦しかったです。ビジネスパーソンとしてメールを朝一で読むのは基本中の基本というか、朝出勤して周知を見回すと大体みんなメールチェックをしており、どんどんメールの返事を書いています。「メールの返信は速やかに」というのが暗黙のルールとなっている様な印象です。

そんな中を私だけメールを読まず返事もせず、急ぎでないけどいずれやりたかった重要な制度変更や新しい制度に関する企画書等を書いているのです。が、実際にやってみて分かったのですが、朝一でメールの返事をしなくても遅くとも24時間以内に返事をしていれば何も問題は発生しません。但し、社長、副社長、取締役からのメールだけは、朝イチに5分くらいでさらっとチェックしています。それでも、今まで30分~1時間かけていた時間が5分になりますので、相当の時間捻出になります。

 

④ニュースは週末にまとめて読む

新聞好きの私にとっては、これも辛かったです。毎朝、新聞を読むのが、長い会社員生活の中でも日課であり楽しみでした。

しかし実際は、長い時間かけてニュースを読んでも、私たちの生活は何も変わりません。本当は、ニュースを読む前にやるべきことが山ほどあるので、ニュースは週末にまとめて読むか、毎日読むなら5分以内と時間を決めてささっと読んでしまいましょう。

私はまだできていませんが、ニュースを全く読まない、完全なニュース断ちをするのがベストです。

 

⑤ハイライト&レーザービーム作戦を実行する

上記①~④を実行することにより、まとまった時間ができますので、これで「緊急でないが重要なこと」に集中するための準備が整いました。

ここからが本番ですが、「緊急でないが重要なこと」に集中するための作戦、それはハイライト作戦とレーザービーム作戦です。

ハイライト作戦とは、今日1日の中で最も重要なハイライト、つまり自分の業務の中で最も重要な「みどころ」「今日1番やらなけばならないこと」を1つ設定します。

そして次に、レーザービーム作戦とは、自分で決めたハイライトにあたかもレーザービームを当てた様に、脇目も振らずに集中することです。

いたってシンプルな作戦です。しかし、ハイライトはすぐ設定できるのが、誘惑が多すぎてなかなかレーザービームに集中できません。メールやスマートフォンの誘惑を断ち切り、午前中に、1時間でも2時間でもハイライト&レーザービーム作戦に成功したら、あなたの勝利です。今までと違った格別な充実感を得られることでしょう。

 

最後に

本書「時間術大全」を読むのは2回目です。はじめて読んだときも「目から鱗」だったはずなのですが、実行には至りませんでした・・・。

2回目に読んだ今回は、メモを取りながら読み、紹介した5つの重要事項を付箋に書いて、いつも持ち歩くメモ帳の表紙の裏に張りつけて頻繁に見る様にしたら、今回はある程度できるようになりました。

といっても、まだまだスマホやメールが気になってしますので、リハビリをしているような気持ちで毎日ハイライト&レーザービーム作成を実行して、無意識でもできるように習慣化していきたいと思います。

 

本日紹介した本は、こちらです。

『時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』(ジェイク・ナップ (著), ジョン・ゼラツキー (著), 櫻井 祐子  (翻訳) 、ダイヤモンド社

耳読書派の方は、オーディオブックでも販売されています。

日本最大級のオーディオブック配信サービス - audiobook.jp

最後まで読んでいただいてありがとうございました。