こんにちは、Nanapapaです。
今日は、勝間和代さんの「不幸になる生き方」(集英社新書)をご紹介します。
著者の勝間和代さんは、経済評論家で、本も沢山書かれているベストセラー作家でもあります。
2007-2008年頃に、勝間さんの本が売れまくって、一躍、時の人となりました。
勝間さんを目指す「カツマー」という言葉が流行ったくらいです。
カツマーブーム当時、私は東京でサラリーマンをしており、職場の同僚から勝間さんの本を借りたのですが、当時のわたしにはしっくりきませんでした。
時を経て2020年。ふとしたきっかけでコトバンク社のオーディオブックサービス「audiobook」で勝間さんの「年収10倍アップ時間投資法」を聴いて、私の人生が劇的に良化しました。
そんなこともあり、2020-2021まで勝間塾に入っていました。本書「不幸になる生き方」は、入塾中にあった月例会の課題図書になっていたので、購入して読んだ本です。
自己啓発をテーマにした本で、この手の本は巷に沢山ありますが、勝間さんの本の特徴としては、表現が分かりやすく「すっ」と頭に入ってきます。
また、ノウハウだけでなく心構えなどの本質論から書かれていることと、分量が無駄に分厚くなくコンパクトにまとまっているので、金額的にも時間的にもコスパの高い本が多い印象です。
本書の目次
【全体理論勉強】
第1章 不幸のループから抜けられない「他責の人」
第2章 自責(自己責任)とはリスクの川を渡ること
第3章 他責の人はなぜ失敗を嫌うのか
【個別理論編】
第1章 有責の法則(責任を取らない人は、自ら不幸を作る人です)
第2章 双曲の法則(目の前の利益にとらわれると、自ら不幸を招きます)
第3章 分散の法則(幸せは1つのカゴに持ってはいけません)
第4章 応報の法則(ネガティヴなことはすべて、自分に返ってきます)
第5章 稼働の法則(ずぼらな人は、不幸な人です)
第6章 内発の法則(人と比べると、どんどん不幸になります)
第7章 利他の法則(人への幸せこそが、自分への確実な幸せです)
おわりに
参考文献
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
勝間/和代
1968年生まれ。経済評論家。公認会計士。中央大学ビジネススクール客員教授。慶応義塾大学商学部卒業。早稲田大学ファイナンスMBA。
当時最年少の一九歳で会計士補の資格取得。以後マッキンゼー、JPモルガンなどを経て独立。
ロジカルシンキングによって仕事や人生の問題を自ら解決してきたノウハウを書籍やオーディオブックを通じて公開している
内容(「BOOK」データベースより)
この本のゴールは、不幸になる生き方のパターンを知り、それを徹底的に避ける技術をあなたに磨いてもらうことです。
幸福を呼ぶ行動習慣を身につけて、不幸な日々から脱出したという勝間和代が、「自分の軸」を持って人生を生きるための技術のすべてを公開。
哲学的に考えこむより、幸せを呼びこむ習慣を実践することが人生を好転させる何よりの近道という渾身の一冊、幸福の技術指南書。
読書メモ
本書を読むのは、これで3-4回目ですが、読書後には必ず、「読書した内容から実践したいアウトプット」挙がるようにいています。
せっかく読書したのに、アウトプットしないのは勿体ないです。
本書からアウトプットしたい内容は、以下の通りです。
マインド編
○三毒追放(妬まない、怒らない、愚痴らない)★
and
○三薬実行(褒めよう、笑おう、感謝しよう)★
行動の前に、まずは「自分の人格を磨くこと」「心を清らかにすること」が重要です。
勝間さんが推奨する「三毒追放」と「三薬実行」、とっても素敵な言葉だと思います。
すべてが身につくまでには時間がかかると思いますので、手帳やスマホにメモして、毎朝眺めたいと思います。
○小さなミスを積極的にしながら、ミスをしない技術を学んで、大きなミスをしない人になる
何かで成功するコツの1つは、小さな失敗を恐れず、どんどん失敗することです。
「失敗は成功の母」とも言います。あることで失敗したとき、実はそれは「このやりかたでは成功しない、失敗することが確認できた」という「成功「なのかも知れません。、
アクション編
○not to do リストを更新する★
何か新しいことを始める際に、まずやるべきことは「何をやらないか」を決めて、時間を捻出することです。
定期的に見直している「やらないことリスト(Not to do list」を見直したいと思います。
○小さな約束を徹底して、すべて守る★
シンプルですが、なかなか難儀な課題です。
「7つの習慣」にも同じ様な事が書かれていました。
小さな約束を守ることの重要性は、「7つの習慣」に言う人格主義を身につけるためにも必須の行動です。
○自分が本来引き受けなくていい責任まで引き受けない
他人からの依頼を何でも聴いてしまうと、便利屋になってしまい、主体性を発揮することは難しくなってしまいます。
かと言っても、無下に断ると角が立つので、上手に断る力が必要です。
上手な断り方については、勝間和代さんの「断る力」が参考になるので、また聞き返してみたいと思います。
○手帳を活用して、多様な要素に時間配分しているかチェックする
私は、紙の手帳の手帳と、Googleカレンダーを併用しています。
Googleカレンダーは、仕事、自分のこと、家族のことなどについて色分けをしていたのですが、紙の手帳については色分けをしていませんでした。
今後は紙の手帳についても仕事とプライベート等について色分けをして、一覧性を高めていきたいと思います。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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