こんにちは、オーディオ研究家のNanapapaです。
今回は、先日参加した読書会のレビューをしつつ、ピエール バイヤール著『読んでいない本について堂々と語る方法』をご紹介します。宜しくお願いします。
◾️読書会について
読書でインプットした知識をアウトプットする手段は色々ありますが、私が利用しているのは「読書会」です。
読書会にも色々あり
- 平日開催、休日開催
- 課題本がある、ない
- インプット型、アウトプット型
- 日本語の本、洋書など外国語の本しばり
なとなど、他にも色々なタイプの読書会があります。
私が参加している読書会は3種類で、
- 休日早朝開催のアウトプット型
- Read for Action型
- ブッククラブ(洋書の読書会)
あたりが継続的に参加している読書会です。
(参考)
Read for Actionとは
http://www.read4action.com/sp/
読書会のメリットですが、色々あり
・アウトプット型の読書会でしたら、読書→プレゼン原稿作り→プレゼンテーションの訓練、習慣作りの場となる
・課題本がない読書会でしたら、他の方がオススメする本が選書の参考になります。
・洋書の読書会でしたら、外国語学習のツールになります。
◾️読書会で紹介した本のプレゼン原稿
先日参加した読書会で、本書ピエール バイヤール著『読んでいない本について堂々と語る方法』をプレゼンしたときの原稿をもとにレビューさせていただきます。
待ち時間3分をイメージしたのと、手持ち用でしたので、言い回しや表現がカジュアルなのでご了承ください。。
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今回ご紹介する本は、ピエール バイヤール著『読んでいない本について堂々と語る方法』です。
すごいタイトルですよね。笑
ちなみに、私はこの本は最初から最後まで読んでいます。笑
著者の方ですが、フランスでは有名な批評家で、「パラドックスの名手」との異名を持ちます。本書はベストセラーとなり世界各国で翻訳されています。
自分の価値観を根底から覆す本って、一生の中でなかなか会えませんが、本書は久しぶりに「きたー」という感じです。
さて、本書の内容について、2つご紹介します。
1つ目は
未読の段階、読んでいないにも色々ある、についてです。
本書では、未読の段階を4つ
- 全然読んだことのない本
- ざっと読んだ(流し読みをした)ことがある本
- 人から聞いたことがある本
- 読んだことはあるが忘れてしまった本
の4つに分類して考察しています。
逆に、本を読んだってどんな状態?
通読すればいいの?人に説明できるくらい?なにかアウトプットできたら?
などなど、「本を読んだとは?」「本を読んでいないとは?」について突き詰めていて、予想以上に深ーい内容です。
2つ目は
読んでいない本について堂々と語る
「心構え」四つを紹介しています。
この視点もすごいですが、
中身が更に面白くて
- 気遅れしない
- 自分の考えを押し付ける
- 本をでっちあげる
- 自分自身について語る
です。
最後に、
「著者は結局、何が言いたかったの?」
ですが、3つあります。
- 本を読み過ぎることの弊害→自分のオリジナリティが失われる
- 批評も立派な創作活動
- 他人の本を読みすぎるのはそこそこにして、もっと自分の創造活動を行おう
あたりかなと言うのが、私なりの考察です。
大変興味深い本なので、興味のある方は是非読んで見てください。
ありがとうございました。
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◾️まとめ
この様な感じで、毎月2-3回、読書会に参加しています。
読書のアウトプットの場を探していらっしゃる方は、ぜひ読書会を候補の1つとしてご検討なさってみてください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。</p Audiobook.jpの無料体験はこちら:オーディオブック配信サービス – audiobook.jp